安全対策で思う
- カテゴリ:ニコッとタウン全般
- 2009/01/14 23:59:27
最近、ニコッとタウンの安全対策が進んでいる。
これは良い事だと思う。
ただ、ふと思う。
仮想世界、と言うべきなのか、どうか、よくわからないけれど、
ある程度の規模のコミュニティになると、様々な人がいるのが当然で、現実世界に近くなる。
犯罪者が現れるのは、人間という生き物の、当然の結果。
そういう事になってしまう。
ある程度限定的な範囲で、共通の趣味に絞り込んだコミュニティとか、そういう事なら、犯罪的な要素も減らせると思うのだが。
ネットが進歩する中で、大きな仮想空間が作られるようになると、運営の規模も、その中に、警察や裁判所に近い仕事が必要になるのだろう。
そうなれば、会社という運営の枠でなく、司法の部分を、第三者の監査機関に委ねるとか、そうした責任の重い会社運営になってくるのだろう。
いまのところ、そんな時代にはなっていないけれど、、
近づいてるね。
今のニコッとタウンからもう少し進むと、会社内に、ある程度法律的な判断ができる、利用者の調停役のような部署が必要になる。
あるいは、一般的な法律顧問が、ウェブサイトの利用者についても、介入するような形になるのだろか。
そこから規模が広がると、国の法律が具体的に、ウェブサイトの運営に資格、認定を求めるようになるかもしれない。
乱暴な例えだけど、調理師免許のようなものだったり、医療関係だったり、そのような仕組みが、ネット管理者にも、適用されるのだろう。
この段階で、弁護士や、法律事務所が、ネットに深く入り込んで、ネット専門の組織もできるはず。
そして、監査機構のようなものが確立される。
本当は、2ちゃんねるのようなものができた時点で、すでに検討するべき課題だったような気がするけど。
最近ようやく、ネット内の社会性が進歩し始めたばかりの気がする。
そこではいろんな人がログインしていて、当然いろんな人がいて、
有志で自警団が生まれ、けれど様々な理由で崩壊し、その自警団の役割を引き継いだのは運営で、
その運営の取り組みも崩壊寸前…という作品を思い出しました。主題ではないですけれど。