Drパルナサスの鏡
- カテゴリ:映画
- 2010/02/01 18:12:40
サルトルの愛人であり妻でもあった
シモーヌ・ド・ボーヴォワールの著書に
「 死なない人 」という小説があったと 思うんだけど
それに通じるような 人の死生観を 描き出した作品
タイトルになっている Drパルナサス博士
悪魔と取引をして 1000年 生き続けている男
それに対比するような 現実のヒース・レジャーの急逝
そして
{「若くして逝った者は、永遠に年老いることがない。」
というセリフとともに伝説となる。}
「世界の中心で愛を叫ぶ」が
早逝による喪失感をテーマとして作られた作品としたら
これは逆に 長寿による 孤独
ボーヴォワールの作品にも
「家族も 友人も みんな死んでいく
自分は いつも孤独」
という描写があったように
不死というものは そんなにいいもんじゃない
ということを 訴えかけてるような気もする。
メジャーな作品は 公開時期 そちらでも同じくらいですか。
アバターは 同時期だったみたい
ルキノ・ウイィスコンティ 好きです
エンド・ロールに ブルガリ とか 名まえが出てくる
私、ルキノ・ヴィスコンティの映画も好きです
哲学的 命題を すばらしい 映像で エンターテイメントに作り上げた 作品
鏡のむこうの世界は とても ファンタジーでしたよ
そこにハリウッドの風味(ジョニーとか)が加わってどうなるのか?
興味あります~。
不死、苦しいものだと思います。
バンパイヤ物も通ずるものがありますよね。
うん 哲学的なことも 含まれてる
それを エンターテイメントにつくりあげるのですから