ニコットは私に「書け」と言った
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/02/04 22:59:26
最近読んだ本ですか、、小説ですか、、ネタ切れのところにこのお題、、
取り合えす最近読んでいる本その1「自己中心の文学―日記が語る明治・大正・昭和」作者は日記マニアの古本屋さん。
昔は日本人の上流階級は義務のように日記をつけている。こういう日記文化について考えるとブログはどういう位置にあるものだろうと考えてしまう。チリ紙交換、古本のグズ山からこういうものを収集する古本屋さんもすごい。
内容は
1.日記帳販売の始 日記帳の種類
2.文化人の日記
3.一般人の日記
となっており内容は決して出歯亀ではなく、読者の興味を引き付け、日記の面白さをレクチャーしてくれる。
1.は日本最初の日記帳探索の経過、過去の出版社の日記帳発行合戦、その結果発行された日記帳が紹介される。ここで商品のみならず書かれた内容にちらっと触れる。激動の時代に思いをはせるかとおもいきや「少年倶楽部日記」では「正月二十日以降空白になってしまう」とあって思わず噴き出す。
2.誰もが知っている有名人ではなく。知られてない文学者、忘れられた夭折の詩人、半プロの作家の日記が続く、内容ただ紹介するのではなく。どういった人物だったか、日記に書かれていない生涯についてもちゃんと追跡しているのには感心させられる。また、唯一のビッグネームの 室生犀星については内容が出版されているため内容はすっぱり省いて、手に入れるまでの苦労とあっさり手放すことになった経緯を書いている。はう古本屋さんって大変だ。w( ̄Д ̄;)w自分で日記を出版して作者とも面識のあった串田孫一では串田氏との会談で日記論を交わした内容になっていて、内容に無駄がない。
3.淡々と日常を記録しただけのものから大恋愛の日記まで上手く面白いポイントを紹介している。
わたしは、ここで読み終えるのが惜しくなって足踏みしたままです。
ですか、面白そうな
怖いような^^;
そういえば昔はよく
ちり紙交換のトラッ
クが古本屋さんの前
に止まってたです^^
それにそんな本と出会えるらてぃあさんの運にも
(前世でそのマニアの古本屋さんとお知り合いとか)
面白いなぁ。そんな本があるんだ。
実はわたしの身近な人も古本が好きでね、全国津々浦々から、古本のカタログが送られてきます。
その本面白そう^^
それで、いつも思うのヨ。
古本屋さんって、どうやって食べていけるんだろうなぁって。。
儲かるはずはないし、霞を食べている仙人のようだけど、
アザトイ商いもするしね。
らてぃあさんって、面白い本を探してくるなぁ。。
人にみせるためのモノじゃない気がする、人に見せようとすると飾るし誇張しちゃう気がする。
自分だけのために書いた日記は率直で感情的で、出来事を生々しく捉えていて
おもしろいのかな?
よくわからんけどね(汗
なかなか難しい文章を書くね^^ さては本物だなw