ポン酢醤油はとりあえず常備しているがw


いや、結婚詐欺および相手を殺害した容疑で逮捕された女のニュース見て、なんだかなぁ、と思ったのだ。

容疑者が、騙し取った金で「セレブな生活」をしていた、とTV等で報道されていた。
その内容、高価な物を食べていたとか、ブランド物を買っていた、等々を見て、何というか不思議だった。

だって、ちっとも楽しそうに思えないから。
本人がどう感じていたかはわからない、でもまるでうらやましく思えない、むしろなんていうか……痛々しかった。

高価な物、価値があると見なされる物、それらを周囲に置いて、満ち足りて、満足?
幸せ?　ねえ、それで幸せ?
いや、十人十色、人が求めるものはそれぞれに違うのは承知してるけど。

世間的に価値があるとされる物を手にするにしても、自身の労働や努力で得ていないなら、虚しくなりそうなんだけど?

そりゃさ、高価で、評判が良くて、実際物が良い、って品はたくさんあるだろう。
だけど、なんていうか、本人が見えない。好みとか方向とか、苦笑してハイハイとうなずくしかないような弾むような楽しさや息せき切った主張が見えない。
（ブランド好きでも、こだわりのある人のラインナップや、その紹介の仕方等々には思い入れが見えて微笑ましかったり、驚いたりするものだ）
人が良いという物を集めた、うらやましいでしょう?　と言わんばかりの没個性を感じた。

食べ物には、こだわっていたんだろうな～とは思うけど、なんちゅうか胸焼けがする。
見る側が、甘いものは好きだけど量入らない、油もの大量摂取するとお腹が下る人間だからというのもある。
その上で、これも「高価＝良い」と思ってるように感じられる。

意外にも、百均で買った鬼おろしで作る大根おろしがおいしくて、丼一杯いけるよ!　と笑った知人の方が、なんというかずっとずっと食を楽しんでるように思えてしまう。

容疑が事実なのだとしたら、これが、そうまでして欲しいものなんだろうか?

その内実はどうあれ、世間的にわかりやすく成功して見えることがこの人の幸せだったのだろうか?

本当に、幸せって何なんだろう?

偉そうに他人のことを言ってるが、あんたの椅子引いたら本がなだれる暮らしはいただけない、と言われたらお説ごもっとも、としか答えようはないけれど。

とりあえず、おすすめの鬼おろし金買ってきて、大根おろしてシラス干しとポン酢醤油でいただいてみようかしらんw