先日知り合いと話していて
北大路魯山人のことが話題にでて・・・
そういえば名前とざっくりしたことしか知らないなぁと
思ってどういう人なんだろう?っていったら
みんなよく知らないっていうの。
なんだか気になりだして魯山人の研究しているひとの
「北大路魯山人の生き方」という本を読んでみました。

私の思い描いていたのとは違って
とても面白い生き方をした人でした。
幼いころに父親を亡くし養子にだされたようですが
そこでも疎まれながら育ち丁稚奉公に出され
独学で文字を学び芸術に魅せられて
自分の力だけで師にもつかず書で生計を立てるようになり
そこで出会う財界人たちの世話で絵画を描くようになったり
焼き物を焼くようになったりしたようです。
全ては奇想天外でであり評価も賛否両論だったようです。
とにかく天才的な感性をもった人であったようです。
特別な人たちだけを集めつくった美食倶楽部も
時の政財界の大物たちがこぞって集まっていたようです。
しかし晩年は偏屈な人柄と豊満な金遣いから
どんどん寂しい人生になっていたようです。
チャーリーチャップリンやイサムノグチとも交流があり
文化勲章を貰う話しもあったようですが
芸術をわからない人間から自分を評価されたくないと
断ったそうです。
あまりに波乱万丈で上手く伝えることが出来ませんが
今や焼き物の皿が何百万何千万というと言う人の
人生が謎に包まれているのも不思議だなぁ・・・
と思いましたが、ちょっとだけわかったような気がしました。

興味の無い人にはつまらない話しでごめんね。