♪ ばっど余談
- カテゴリ:勉強
- 2010/02/11 19:10:45
前回からのつづき。
日本人は、子音と母音が一組になった「ひらがな」を使うせいか、子音に対する音感が悪い。
英語など多くの文字は、子音と母音を別々に書くので、子音だけを感じるようになる。
それで、日本人には子音と母音の組み合わせが違った「ひらがな」に感じてしまう事が多いのですね。
え〜っと、呼んでもらうとわかるのですが、他にも面白い事があります。
Come on.
を、マイケルは
「しゃもん」とか「ちゃもん」と発音しています。
俗っぽい発音なんでしょうね。
「easy」を「EZ」と書いたり、
「goto」を「go2」にするのが流行った事もありましたね。
英語のような子音と母音が分かれた文字でも、耳で感じる音感と、文字で表現する音感にはずれがあるということですね。
それと、発音は時代とともに変化して行くものだが、文字は、物体として後世に残って行くから、発音と文字が合わなくなって行く。
面白いものだと思う。
もしかして、昔の宮中の歌があるから、ひらがなが母音と子音、合わせて一文字になったのだろうか。
今でも、いわゆる標準語は文章に書きやすいけど、方言は文字にしにくい。
そもそも、ひらがなは表音文字としては音から遠くて、その文字を使い続けたものだから、日本人は丁寧な言葉が文章的で、逆に話し言葉は文字から離れるということになったような気がする。
日本語にしたって、時代の流れで漢字が変化してますものね。
一所懸命 と 一生懸命。 ・・・どちらを使うか、ニュアンスで決めてしまいますわ。