結果は予想できるが、時間が問題。
- カテゴリ:友人
- 2010/02/19 22:30:03
眞鍋かをりさんが、表向き所属している事になっている芸能事務所を提訴しました。
短い新聞記事では内容は判りませんが「専属契約がないことの確認」が訴えの中心ですね。
契約がないことの根拠として、アバンギャルドの脱税事件のとき、自宅マンションが事務所名義だったために、自宅へも査察が入り、自身の信用も傷ついたとしているようです。
ということは、論理的に考えると、アバンギャルドが社名を市エステートコーポレーションへ変更し、新会社の株式会社アヴィラへ実体を移動させたとき、眞鍋さんは契約書を交わさなかった。あるいは、以後の契約更新のとき、時期を見て契約終了を申し出ていた。
そして、本来、前の契約の期限が切れた段階で、新しい契約をするか、終了すべきところなのだが、事務所との契約がどうなるかとは無関係に、仕事が入っている以上、相手に迷惑をかけるわけにはいかないので、仕事は続けていた。
契約が宙に浮いたままで仕事をしていた。
たぶん、そういうことだと思う。
眞鍋さんにしてみると、契約は終了のはずだし、契約書は存在しないはずだ。
アヴィラの側からすると、たぶん、契約書が存在しなくても、口約束でも契約は成立することを主張してくるはずだ。
そして、少なくとも仕事をしている以上、契約実態は成立しているし、暗黙の了解としても充分に要件を満たしているはずだと言うだろう。
もし、裁判で、アヴィラが落ち度を認めないとしたら、そういう主張をするはずだ。
まあでも、これで会社の側の主張が通ることなどあり得ないから、眞鍋さんが勝訴して裁判は終了する。
そのことそのものについては心配していない。
でもね、アヴィラが、しつこく主張したら、裁判が長引いてしまう。
それが心配。
時間の問題だ。