タケシの武勇伝…第二部(11)
- カテゴリ:自作小説
- 2010/02/22 10:13:08
---第1部あらすじ---
将来を有望視された野球少年北野健(タケシ)は、中学3年の冬、不慮の事故で野球ができなくなってしまう。
その後、成績不振者が集められる夏休みの補習授業で佐々木真也(シンさん)と出会い、彼から事故の裏事情と手術とリハビリをすればもう一度野球ができるようになると教えられる。
手術後、タケシはリハビリに励みながら2学期を迎え、その初日の昼食時、野球部の顧問となった富山(ゴリ山さん)先生から仲間とともに野球部に誘われるが・・・
≪食後のダッシュ≫
「まぁ、とにかくメシ食おうや。冷めちゃ美味くないからな。おう、遠慮しないで腹いっぱい食え…メシはお代わり自由だからな。がははは!」
こんなによく喋るゴリ山さんを初めて見た4人は、急かされるままに早速箸を伸ばそうとした。
「おう、忘れとるぞ……『いただきます』は!」
ゴリ山さんの「おう」の瞬間、4人の手はビクッと止まり、すかさず手を合わせて「いただきます」を合唱した。
それから15分後・・・
4人は店の前に並んでゴリ山さんを待っていた。もちろん「ご馳走様でした」を合唱するためである。
すると、程なく支払いを済ませたゴリ山さんがゆっくりと店から出てきた。口にくわえた爪楊枝が異常に似合う姿は、食事を終えた相撲取りかレスラーそのものだった。
「ご馳走様でした!」
「おう、授業遅れんなよ!」
気が付けば始業5分前であった。4人は頭を上げたとたんダッシュで校内へと戻っていった。
4人にとって長い長い昼休みだったが、たった35分しか経っていなかった・・・
※※つづく※※
こういうことを
ないがしろにしていくと・・・って、脱線してしまっただす。www
友限定ステポ受け取ってくれぇぇw
ダシュは
武勇伝の序曲でしょうね
授業に遅れたらダメですから
いそがなきゃ
冷めちゃうよぉ~~~?
と、気になってましたぁ~o(〃^▽^〃)oあははっ♪
緊張してとっても長~いお昼休みだったけど、たった35分のできごとだったのかぁ・・。