「たまご」
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/03/16 05:44:24
その卵は無限の可能性を秘めている
∞の宇宙を閉じ込めた小さな卵
その卵は日によって違う色をして
大きさだって毎日かわる
見ている間にも みるみる
じっとみて おなじに見えることもあるし
ふと目を離してまた見ると
驚くほどのことになっていることもある
はじけるパッション 封じ込め
ほとばしるエナジー 原動力に
しっとりと そこにあるだけの卵
大切に 割れないように
ある日 窓際においたままにして家を出た
その日 ほんっとヤなことあって
とてつもなく落ち込んでた
ほんっと疲れた 人生ってなんでこうも
憔悴して帰ってきたら
おかあさんが心配そうに わたしをみてた
食べたんだよね オムライス
おかあさんお手製の オムライス
それは わたしの大好物
わたしは じんわり元気になって
おかあさん ありがとう
いま わたしの卵は わたしの血となり肉となり
眺めてたってしょうがないのだ
精神も肉体も 一体となって生きていくのだから
おかあさんありがとう かけがえのない この地球で




























ちっぽけなわたしと。
そとには出せない、とてつもなく大きなもの。
大切なもの、みんな持ってる。
卵の中身が気になってしまうな。