「料理」
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/03/19 10:23:00
窓からの日差しが 妙に眩しい
台所に立ち まないたに包丁
なにをつくるというわけでもなく
薄暗い部屋 特に何も食べたくない
包丁は正しく使わなければなりません
けして自分を傷つけてはいけないのです
他人を傷つけるためにあるのでもないのです
そんなことは分かっているけど
じぶんが何をしでかすのか分からない
冷蔵庫を開けて ちょっと頭を冷やしましょう
ペットボトルのお茶に缶ビール おつまみ
何を作るということも できなさそう
だれからも相手にされないのは さびしい
人は わたしのことを嫌ってる
わたしなんていなくてもいいのではないかと思います
かといって いなくなるなんて勇気もなくて
なんにも気にしないでいるフリしてみるけれど
ふだんどおり なんにも感じない
気持ちはそぞろで 分かる人には分かっちゃう
誰にも相手にされないことは さびしいです
台所の隅に うずくまって何をかんがえているのやら
なにも手につきません 包丁
やってみたい 先のことはかんがえず
このところケータイに着信が まったくありません
包丁は 正しい使い方をするべきです
けして自分を傷つけるためのものではありません
まして他人を脅すものでもなくて
なんにも食べたくないけれど
せめてかぐわしいリンゴがあれば
甘酸っぱくて潔く きょうの日も乗り切れる




























頭には、検閲官がいるんですよね。
心の中にたまった気持ちを創作として出すときにも。
なにものにもとらわれず。心を自由に。
じぶんのなかのキレイなものもキタナイものも。
創作なら…。
自由って、気持ちいいですね。
哀しく
心惹かれる言葉ですね。
ゆるりんさんは
前よりもずっと言葉が魅力的になった気がします。
それはたぶんね
本当の自分を書き始めたからかもしれませんね。
ドキッとするような包丁の
危うさ
しばらく自分の言葉を探してみてはいかがですか。