う〜ん、コンプレックスです
- カテゴリ:アニメ
- 2010/04/08 21:37:03
アニメと言われると、なかなか複雑な気分だ。
ひとつには、ここ何年も面白いアニメを見たことが無いことから、「アニメが好き」という感情を持てなくなったこと。
ひとつには、最近の日本人は子供ばかりで、大人の、まともな人とは思えない者が多すぎて、
その、人ではない子供が、アニメにたかっている感じがきらいなこと。
例えば、会社のデスクに、レアなガンダムの模型や、フィギュアをならべるバカがきらいだ。
(だれでも好きな小物を置いたり、少しくらい飾り付けるもので、それは良いと思う。机の多くの場所をフィギュアが占領するような、節度が無いことが問題)
アメリカの会社で、「自分のオフィスを趣味の部屋にする」という話題が聞かれるが、これと、日本人のオモチャ趣味とは質が違う。
大人になっても子供の気持ちを忘れないように、ということと、大人になれずに子供のままでかまわずにいるのとでは、大違いだ。
まあ、アメリカ人も、幼稚なままと、大人が感性を守っているのと、両方いるのは当然だ。
しかし、純粋に、経理の仕事をするオフィスがオモチャだらけなどということは無い。
この辺りの節度が、最近の日本に足りない。
「アニメは日本の文化」ともっともらしく語る人もいる。
しかし、真剣に文化を造ろうという意志を持つ人は少ない。
アニメをすごいすごいと祭り上げる人の多くは、自分の幼児性を正当化しようとしているにすぎない。
だから、僕の中では、「アニメ」の記憶は封印されてしまったようだ。
昔、とても好きだったアニメですら、思い出したくない。
作品の権利などは、原作マンガを持つ出版社などが多くを確保しているので、アニメ制作現場へはなかなかお金が来ない。
「このままではダメだ」と言われ続けて20年。
どうやったらアニメ業界の質は回復するのだろうか。
最近のアニメはあまり観ませんが、映像は綺麗ですが何も感じないですわ。
バイオレンスっぽいのや、キャラ物など・・・価値観が合わないものが多いな・・と。
最近はTVドラマの方が、オリジナルでしっかり作り込まれている気がします。