掌中の珠
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/04/11 13:15:57
そんなに多くを求めていたわけではない。
望みは、ささやかなものだった。
この腕で、抱けるだけの希望でいい。
この胸に、収まるだけの真実でいい。
この手で、掴めるだけの情愛でいい。
けれども、一縷の望みは、脆くも崩れて
まるで質量を持たない砂糖菓子のように
音もなく彼方へと、消え失せた
形のないモノだからこそ 大事にしたいと思っていたのに
どうして言葉にならない君の声を聞いてあげれなかったのだろう?
どうしてもっと優しく、接してやる事が出来なかったのだろう?
どうしてもっと強く、その手を握ってあげられなかったのだろう?
残された気持ちへと、冷たい雨は降り注ぐ
始めから感じていた
心のどこかで、奥底に潜む悲しみを
それこそが、僕と貴女が知り合った由縁
僕の世界と貴女の世界が繋がった由縁
奇跡が起こった由縁
初めまして、素敵なコメントありがとうございます。下手ながらも、色々書いています。
Arche さんの詩も素敵でした。自分には書けない感じだとおもいます。
出会った事に、後悔することは、ありません。後悔するのは、自分の至らなさですね。
ブログ広場からおじゃましました。
なんだか胸に響くような詩ですね・・。
なにかしら心惹かれる言葉に出会うと
この人は自分に近しい感覚を持った人なのかなあ・・と
出会えたことがうれしくて
しあわせな時間が永遠に続いて欲しいと
そう願ってしまいます・・。
悲しいけれどいつかは離れていくわけで・・。
でも
お互いがお互いの真実を分け合えたのなら
きれいな思い出とともにずっと心に残りますね。
出会ったことを後悔しない・・そう思えるような気がします。
短いことばで、ズバリ核心をついてるような気がしますね。
互いに果てなく、そんな気もします。
そうですね、上手くいかないのが当たり前、互いの思惑通りいく確率は、まさに奇跡といえるかもしれません
極端なことを言えば、ダメが当たり前、上手くいく方が不思議ってことなのかもしれません
次へ次へ、止む事無くですね。
そんな時、興味がありますw
是非、機会がありましたら語っちゃってください~
一番大事なものは、形を成さないのかもしれません。
手をのばせば消えてしまう幻のようなのかもしれませんね。
あの道の向こうで、繋がっている未来に、怯えている自分がいる。
それでも、前を向いているだけでいいとおもいます。
刻んだ痛みは、やがて貴女の優しさに変わると思います。
そうですね、こちらの想像を超えてまでわかりあえる瞬間というのは存在するとおもいます。
下手をすると、実際に向かい合うよりもわかりあえることも
口では憚られる事も、雄弁に語ってしまうってこと、あるとおもいます。
ありがとうございます。色々、詩や小説を書いたりしていますので
よかったら覗いていってくださいね。
そう言ってしまうと元も子もありませんが…。
後悔の後に次へ。それしかないのかもしれません。
どうやったらなくなるんでしょう。
幸せをつかめそうになるたびに、
その滓が少しずつ舞い上がり、
心が哀しみ色に染まっていくのです。
感情を読み取るのは、難しいものです・・・
でも、解りあえた瞬間 ふと感じ取れた瞬間 というものがありますよね。
そんな一瞬一瞬を共有していければいいな~と、最近は思うのです。
知り合った・繋がった・奇跡が起こった由縁、大切にしたいものです。
それと少し気持ちが落ち着くことが出来るような…。
また、読みに来させて下さいね。^^