誤読
- カテゴリ:日記
- 2010/04/12 09:07:57
言葉は、時代と共に変遷するものです。
これが正しい日本語だっていう規範なんて、あやふやなもんだと思います。
国語の授業でとりあげられて、入試でも出題率が高い
接続語や修辞法にしたって、研究者によって分類は様々で一貫性を探すのが難しい状態です。
ただでさえ、定かでないものを
ゆとったり、ゆとらなかったり、一貫性のない流動的な教育に翻弄されている子供たちに
どう伝えたら良いのでしょうか?
まずは明解であること。
そうでなければ、彼らは迷いの森から抜け出せません。
仕方ないので、最も平均的で一般的な分類の名称や解釈を吟味して
「代表的な接続語」「代表的な修辞法」として一覧表を作って
補助教材プリントとして渡すことにしました。
避けては通れないことなのに、教える側が、出てきたときだけ臨機応変に説明して
適当に誤魔化してちゃ、子供たちはたまったもんじゃありません。
じっさい、あやふやなのは事実ですから
あくまでも、「代表的な」と銘打って、スッキリしたものを提供してみました。
言葉というものは、本当に流動的であやふやなものなのです。
なので、最近は、テレビで喋っているアナウンサーの
イントネーションや、言い回しや、漢字の読みなどに疑問を感じても極力気にしないことにしています。
増えすぎて、キリが無いってこともありますがw
言葉は、変遷する生き物なのです。
ただ、昨日はさすがにギョッとしました。
「息詰まる攻防」と言うところを「息、つまる攻防」って・・・・
息、詰まったら死んじゃいますから^^;
いつの間にか主流になります。
言葉だけじゃなくて、例えばペットボトルを女性がラッパ飲みするなんて
20年前には考えられなかったしね^^;
共通の感性が出来上がっていくんでしょうけど、染まりたくないことってあるからねw
2月、4月も、いつの間にかアナウンサーまでが語尾上げで読んでますね^^;
5月が踏みとどまれることを祈りましょうw
どっちが長く息をとめられるかの勝負とか。死人続出(妄想暴走中)
接続語は、私も非常に持ち合わせが少ないです。
そういえばとある人気脚本家が登場人物に
「けど」とやたらに言わせているのが、気になって仕方なかったのですが、
いつの間にかドラマで普通に「ケド」を使うようになりましたね。
私の中では「けど」は、少し子供っぽく感じます。「でも」じゃダメなんでしょうかね。
そういえば、近頃の2月、4月のイントネーションも気になる・・・
ああ、長屋のご隠居さんになっちゃうから、もうやめますorz
それほど、自然に耳慣れた言葉になっているんだろうと思います。
まず、耳からですからね^^
そして話し言葉、最後に書き言葉が変化していきます。
最近は、話し言葉のブログや、そのまんまつぶやいてるツィッターなんてあるから
書き言葉の変化も早いです。
ネットの威力?w
ごめんなさい、魔女さま~。魔女さまの書いた文に「なので」があるとは、全く気づかなかったよーん。て、いうか、お話言葉としてはOKだから、読み飛ばしてしまったんです・・・
ごめんなさい。お気を悪くなさいませんように、お願いしますです。(この日本語こそハチャメチャです)
関西人の友人によると、会議の時なんかは標準語なんだそうですw
東京弁=標準語ってわけでもありませんので
とりあえず、改まった席では標準語ってことで
なんとなく、暗黙の了解が成り立っているのかとw
息詰まるっていうのは、緊張や興奮のあまり、ちゃんと息もできないような感じのことです。
>なにわさん
旧の最初の一画を、アラビア数字の1と見間違えた、あれですね?^^;
要らん事考えなくても結構ですw
関西人の、悲しい性ですか?
そうですか・・・では、悩んでくださいw
いえいえ、私の基礎など怪しいもんですw
電子辞書、息子達のが手近にある間は、よく拝借していましたが
今は、もっぱらアナログに辞書をペラペラめくっています。
意外と正確な意味を知らなかったり、取り違えていることって多いです。
流動性が高い分、活き活きとした言葉なのかもしれません。
文字にしたり、言葉を発したり
その行為自体に、いつも魂が伴っていると考えた言霊の国ですからね^^
>Lolaさん
そうかぁ・・・ガイアたんは、生まれながらに1つではない言葉に囲まれているんですね^^
生きた言葉です。自信を持って話しかけてあげてください。
愛情を持って伝えられた言葉が、何より美しく心に残ります。
以前、外タレとして大人気だったケント・デリカットさんが
僕に帰れば「お前の英語は訛ってる」と言われ
日本で仕事してると「日本語、お上手になられましたね」と含み笑いで言われ
まともに話せる言葉が無くなったと嘆いていましたが、ウケ狙いではなく
真剣な悩みだったんですね^^;
私は男の子を育てた関係で、ちょいちょい乱暴な男言葉を発して
自分でもギョッとしたりしますw
言葉は個人の内部でも変遷していくと考えて、堂々と自分流でいくしかないのかもしれませんね^^;
>おおくま ねこさん
そうなんですよ。
不確かだからこそ、せめて「代表的な」共通意識だけは
早いうちに確率しておかないと、どんどん迷路に迷い込んでしまうんです。
日常の言葉だって、急に敬語を使う場面が増えてきたり
戸惑うことだらけだと思います。
英語だって、読解力が無ければ理解できないので
国語力をつけるということは、本当に重要なことだと思っています。
そうそう、意外と思ってたのと違ってたことってありますし
だんだん使われ方が変わってきている言葉もありますよね。
一時期、気にする人が多かった「全然~(肯定)」も
今となっては、諦めるほかない状態になりましたしw
自分が生きている間にだって、変わっていくのだから
ちゃんとした決まりを求める方が、無いものねだりなのかもしれません^^;
>ホビットさん
申し訳ありませんm(_ _)m
下から7行目に「なので」を使ってしまいましたw
このような、自由な随筆形式のブログでは話し言葉がそのまま文になっていても
あまり違和感はありませんが、たしかに論文などに使用するにはまだまだの接続語かもしれません。
そうですかw例の国営放送でもやらかしてましたかw
最近はなんだか、言葉の乱れの最先端のような気もしますよね^^;
あれは、すばらしゅうございます。
もっと凄いの、考えなきゃ・・・
息が詰まるのとは違うんですか。
間違ってました。
大阪にいた頃、某デパートの案内放送が無理やり標準語だったのには
逆に違和感を感じた。
こっちの言葉で案内すればいいのにー。
私も言葉の使い方を間違ったり文法が逆だったりするので
微妙に心配です(;´Д`)
こと、日本語について、長く生きているわりに
かなり思い違いをしていたり、間違った使い方をしていたりします^^;
よく、間違えるんですヨ^^;;
ああ。。恥ずかしや。。
電子辞書ですが、傍らに置いて、時々見ています。
いつも、魔女様の言葉は簡潔で綺麗ですもんね。
基礎がしっかりとしていらっしゃるんだ。
もちろん、時代や地域での違いはありますが、それでも「代表的な」ところはやっぱり押さえてないとね。
中1は外国語(英語)へも一歩を進めて行きます。
自分たちが日常に使っている日本語のことを知っていてこそ、外国語はそれとどう違うのか、だからどう身につければいいかが判ってくるし、興味も沸くでしょうから、ここでしっかり頑張ってほしいですね。
これまでの子どもの言葉から大人の言葉の世界に入っていく時期でもあるしね。
先生も頑張れ!
本当に言葉ってのは使わないと錆び付きますよね。
だから、ネットの世界だけでも日本語でコミュニケートをしようと頑張っているのですが
これまた、チャットとかしてると 「変だ!」 と言われる事が多くてwww
英語は母国語じゃあないから、いつだって 「変な」英語を使っているんだろうし
母国語の日本語もままならない、って、ただの言語障害者です~。 (ノД`)シクシク
受験の小論文に「なので」と書かれて日にゃ、どうでしょう?
そう思っていたら、つい先ごろ、国営放送のアナウンサーまで「なので」を使っていたんですよ・・・もう、自分の言語感覚が古いのかと悲しくなりました。言葉は変わると思うしかないんですね。
今じゃ、冬から春への温もりが感じられるときに使われる方が主流になっているしなぁ~
そういう自分でも、言葉の印象をずーーっと間違えたまま最近まで過ごしていたのもあるしぃ