Nicotto Town


よかろうもん♪


ああ、またしても・・・・

昨日の朝のニュースで知った時には、まだ信じたくありませんでした。

夕刊の記事で確認し、今朝のニュースで改めてガックリしました。

井上ひさしさんが、とうとうこの世界の筆を置いていってしまいました。
決してスマートな印象の人ではないのに、どこまでも洗練された物書きであったと思います。

彼は多彩すぎて、彼のどの面を見ていたかは人によって違うのだと思います。
彼を語りつくせる人などいない。
軽やかなのに、限りなく大きな人でした。
若い頃の私は、演劇人としての彼を垣間見ただけ・・・・テアトルエコーは憧れの響きです。

どこまでも雄大に広がる作品群の、ほんの端っこを齧ることも出来ていないと思うので
何も語れません。ただ、ご冥福を祈ります。

なんだか、悲しんでばかりいても申し訳ない気がするので
彼のお茶目なお仕事をひとつ・・・・

http://www.youtube.com/watch?v=lsZAqD0NtGM

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2010/04/19 14:05
おお!知らなかった~
情報ありがとう^^
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2010/04/19 10:09
「井上ひさし作 “組曲虐殺”」
BShi 5月1日(土)午後10:45~午前1:50
BS2 5月10日(月)午前0:40~3:45(9日深夜)

最後の書き下ろしの戯曲になったしまった作品がTV放送です。
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2010/04/15 10:00
(゜ー゜)(。_。)ウンウン
人それぞれに、好みの風合いってあるし
作家も表現者である以上は、いろんな意味で身を削って晒している面があるので
それを、どう見るか、各人の許容範囲っていうのもありますからね。
それぞれが生きてきた背景(作家も自分自身もね)を含めて
どこを良しとし、どこは違和感を感じるか・・・・
それもまた、面白いところなのかもしれません。
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2010/04/15 09:48
立松和平も井上ひさしも
作品はそれなりに手に取ってますが
微妙に違和感を感じるんですよね

魔女さまにもそんな方がいらっしゃるんだ
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2010/04/14 13:31
>KINACOちゃま
ああ、やっぱりw
あなた様は、きっとお嫌いだろうと思ってました。
たぶんね、私が立松和平氏に感じる苛立ちに似たものを感じるんだろうと思います。
でも、立松氏が、言葉は悪いけど、マヤカシ色が強いのに対して
あまりにも、本物をつきつけられるとね
もう、感動するしか無いって感じです。

ああ、狸里庵先生も、もうこの世にはいらっしゃらないのよねぇ・・・
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2010/04/14 13:27
>おおくま ねこさん
今「ムサシ」も上演されていますよね?
本当に多彩な活動の中で、演劇人としての部分には大いに惹かれました。
台詞の1つ1つが、本当に、そこにはそれしか当てはまらないであろう珠玉の言葉でした。
あの鋭い感性は、でも天才肌で湧き出すように生まれ出たのではなく
長い産みの苦しみの中から、ようやく日の目を見たものだったんですよね。

その泥臭さが、好き嫌いの分かれるところなんだと思っています。
彼のそのドロドロ感が、洗練された言葉の後ろに垣間見えるところが
嫌らしさと感じる人は、結構多いんじゃないかな?

まだまだ、悩んで悩んで、汚泥の中から拾い上げた美しい言葉を見せて欲しかったけど
力尽きたのかなぁ・・・?
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2010/04/14 13:17
>黒猫手毬さん
ああ、彼のDVの件は、まだまだ記憶に新しいぐらい鮮明に残ってますね。
しかも、編集者までが事態を知ったうえでの必要悪というような扱いも見られたところが
実際に体験をお持ちの方には、許しがたい部分だろうと思います。

あんなにも緻密で繊細で、あんなにも優しい言葉を紡ぎ出す人が
そんな卑怯な行動をするなんて信じがたいところですが、本人も認めているので事実なのでしょう。
そう、表現者は心を切り売りするような面があるので
表現者同士であれば、闇の部分をぶつけ合ってしまうようなところはあったのかもしれません。
それでも、力が強い方が弱い者に暴力を振るうのは、許されることじゃありません。
どんな理由や、本人にとっての必然性があったとしてもね・・・

ただ、やはり、あの日本語の巧みさは
誰にも真似できない、高みにあったと思っています。
闘病中も、ひたすら書き続けていたようですが
なにを思っていたのか・・・・普通の感性では推し量れない世界ですねぇ・・・
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2010/04/14 13:10
私は井上ひさしさんがあまり好きな作家でなかったので、ショックでは無かったです。
どっちかゆうと、遠藤周作氏のときに、どっかり来ました。

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2010/04/13 15:53
私ね、初めて読んだ新聞小説が井上ひさし作品だった。と言っても、ラスト近くなってからちょっとだけ読んだので、いずれは読み直してみたいんですが。

でね、両親がね宮城出身なんで、そのつながりで「青葉繁れる」は読みました。

それほど意識して読む作者ではなかったのですが、私の追っかけている俳優さんが「こまつ座」が大好きで、出た出たいと願っていたところ、書き下ろし作品に2本、出ることになったんですね。
それで2本ほどお芝居を見ました。
遅筆、遅筆と言われているのは知っていましたが、これだけ慎重に言葉を選んでいたら、そりゃ時間もかかるだろうな~という作品でした。
同じような意味の言葉が色々あるだろうに、でもそのセリフのその場所に選ばれた言葉が他のどれよりも一番良いのです。そして力があるのです。

昨年の秋、おそらく最後の書き下ろしになってしまった『組曲虐殺』の初日の舞台あいさつで、元気に舞台を上った姿を見ていただけに、その後、闘病中とは知っていましたが、早すぎるという思いで一杯です。

彼の残した作品が長く、長く多くの人々の目に触れることを願っています。
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2010/04/13 13:08
まだまだ活躍できたのに、残念ですね。
実は、井上ひさしさん、あまり読んだ事がなくて^^;
演劇人でもあり、本当に多彩でしたね。

たぶん、元奥さんとのDV騒動があり
その先入観があったのかもしれません。
父もDVであったので、その生々しさを感じ
ユーモラスな文体とのギャップを個人的には埋められなかったのかもしれません。
当時はまだ、わたしも若くて^^;
温厚に見えた人でしたが、夫婦の仲は他者には分からない部分
いわば闇を垣間見、いろいろと考えたものです。
当人たちにしか分からない愛憎でしょう。
双方、表現者であったがゆえに表沙汰になった、これも性なのでしょうね。

ご冥福をお祈りします。



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