う〜む、メジャーアップデートはまだか
- カテゴリ:日記
- 2010/04/18 23:31:50
ここ数年、アップルはiPodとiPhoneに力を入れていて、そこへ、iPadが追加された。
スティーブ・ジョブスの好きそうなことだ。
昔から、彼はSF小説や映画に出てきそうなものを造ろうとしていた。
昔は、パーソナルコンピュータが未来そのものだったから、パソコンを造った。
しかし、時代は変わって、パソコンは日常の道具になった。
そして、インターネットもかなり広範囲に普及した。
そこで、だ。
ジョブスの興味は、パソコンではなく、もっと未来の道具へ向いた。
ネットで何ができるのか。
その想像で頭がいっぱいだろう。
昔のSF映画に出る道具は、プログラミングなど必要ない。
命令だけで動作する。
パソコンなんて形態は古いのだ。
そうしたジョブスの好みは、あるていど僕にも感じられるつもりだ。
でもね、
パソコンの形の道具も、これから数十年間は存続すると思う。
iPhoneやiPadのようなものが今後増えるとして、さらに進歩するとして、それはそれで良いのだけれど、パソコンも必要なのだ。
ジョブスは、何年前だったか、十年くらい前か、「コンピュータはノートが中心になる」そう宣言して、マックの主力商品をノートにした。
そして今、たしかに、Winも含めてノートが中心だし、デスクトップも一体型がほとんどになった。
大型のタワーなど、もう売れない。
そうは言っても、必要な人はいる。
何日前だったか、MacBookProが新型になった。
他社がCPUをインテル・コアiシリーズに置き換える中、マックもようやくコアiになった。
それなのに、ブルーレイドライブは搭載しなかった。
OSのドライバ類はすでに内蔵しているし、ブルーレイの読み書きはできるのだが、まだ、正式な機能としては発表していない。
どうしたんだろうか。
今までは、DVDなども素人が簡単に作成できるのがマックの売りになっていたし、HD動画の編集もできることになっていた。
それなのに、ブルーレイは見送り。
いちおう、表向きには、ブルーレイの市販ソフトの著作権管理が複雑で、パソコンとして、それらにどう対応するか決まっていないことになっている。
単純にソフトを再生するだけなら、WinでもPS3でもやっているわけで、マックができないはずはない。
たぶん、そのことそのものよりも、ネットからダウンロードした動画ファイルや、自分のビデオカメラで撮影した動画をブルーレイに書き込んだ場合の処置に付いて、総合的に管理したいのだと思う。
単純な著作権保護を導入してしまうと、ビデオ作品を自作する人に不都合になる。
自作を簡単にすると、違法なコピーの可能性が出てくる。
それを嫌っているのだろう。
そして何より、YouTubeのようなサービスを、アップル自身の手元に置いて、ビデオ販売を管理したいのではないか。
音楽配信でiTunesを使うように、ビデオ作品もアップルの管理下に置きたいのだが、巨大な動画ファイルを保存するのは、当然、ブルーレイになる。
その管理方法に試行錯誤している。
そういうことではないか。
ジョブスの思惑は、僕にはわからないが、とにかく、僕は、はやくメジャーアップデートしたブルーレイ内蔵のマックブックを商品化してほしいのである。
幸か不幸か、僕の資金では当面、パソコンを買うことは不可能なのだが、もし今お金があったら、
ソニーのTypeFが欲しい。
今のマックブックは候補になりません。
今までも、これからもマックを使い続けたいのだが、欲しい機能が無い以上、あきらめる可能性がある。
僕には、iPadよりも、iPadのようなノートパソコンが必要なのだ。