わんこネタ
- カテゴリ:日記
- 2009/02/03 02:25:41
今日は子供の頃に会ったわんこについて書きます。
仲良かった白の雑種のメス犬なんですが、礼儀正しくて尊敬していました。
尊敬しているので、いつも通りかかると大人の人に挨拶するように
「こんにちは」って頭下げて通っていました。
あるとき、いつも通り「こんにちは」って言って通り過ぎようとすると....
「チョット待って」という仕草をして、
「こっちに来て」という仕草をしました。
で、近づいて、「どうしたの?」と訪ねると、
「(犬小屋の)中を見て」っていう仕草をします。
「何なの?」と犬小屋の中を見ると....
そこには生まれたばかりの子犬が隙間なくびっちりと並べられていました。
「わぁっ、カワイイっ」
子犬を取りだして抱こうとしたのですが、隙間なく並んでいて、
指が間に入らなくて、体が柔らかすぎるので
無理に取りだして傷つけるのを恐れて手を引っ込めました。
すると母イヌは1匹ずつ小屋から出して、目の前に並べてくれました。
それでワタシは1匹ずつ抱く事ができました。
かわいかったんです。まだ目も見えていなくて。
しばらく抱いていてから、子犬を下に置いて
「ありがとう」って言うと、母イヌはまた1匹ずつ小屋に戻しました。
母イヌに抱きついて、「やったねぇ」といったときの
母イヌの誇らしげな顔が印象に残っています。
それから数日して、子犬をまた抱かせてもらおうと行きました。
遠くから「こんにちは~」と声をかけても返事しません、気付かないのです。
そばへ行って「こんにちは」と声をかけると....
「あ、」という仕草をしました。
スゴク放心した状態で、ぼーっとしているので
どうしたの?って声かけたけれど返事しません。
犬小屋の中を覗くと....子犬たちが1匹もいないんです。
「どうしたの?子犬はどこ?」って聞いたら悲しげに泣きました。
どうやら飼い主に全部捨てられてしまったようです。
イヌに生まれたからって大事な子供を全部捨てらてしまうなんて
ワタシを見て悲しげに泣くイヌの姿が今も深く残っています。
飼い主に抗議したら、「母イヌもいらないから持って行っていいよ」
とのことで、ワタシの母は動物嫌いで既に1匹飼っていたので
飼う事ができずに別れました。
イヌって悲しいなぁと思いました。
とても利口な犬だったんですね。。。
とっても、理不尽です。。
せめて飼い主さんには、
動物にモット寄り添ってもらいたかったな。
この話は切ないなぁ。
イヌに限らず、
愛されないのは悲しいものです。
イヌにかぎらず、動物は、飼い主によって
幸せだったり、そうでなかったりするんですよね。
火取虫さんの犬は幸せだったことでしょう。
優しい、ひとりさんに、大事な赤ちゃん見せたり、
信頼してくれたんだねぇ。
飼えなかったけど、きっと、犬にとっても、
ひとりさんとのふれあいは、幸せだったと思うよ。
PINKも子供の頃から、常に自分家に犬飼ってたけど、
あんまり世話した方ではないけど(子供だからね)。
そんな酷い事はしないぞぉ。
犬は言葉を話せないけど、ちゃんと意思表示とか、
サイン出してくるからねぇ・・・キャッチする能力ないとねぇ。
賢い犬なのに・・・勿体ない。
しかし・・・その飼い主は何で犬を飼ってたんだろね?
「母イヌもいらないから持っていっていいよ」なんて・・
ワンコを飼っていたことがあるので、こころが痛んじゃうな
飼い主さんも、可愛そうなお方。
愛に包まれていない方だったのかな・・
すごいかしこいおかあさん犬なのに、飼い主…なんで飼った?って思うね;;
せつない。
最初から飼うなッ!(`´)
ひどすぎるょ・・・
人間って、こうも残酷になれるんだなと悲しくなります。
母犬ちゃんは、賢い子だったんでしょうね。
火取さんの優しい部分を見抜いていたんだから。