ドラマ【龍馬伝】【新参者】
- カテゴリ:テレビ
- 2010/04/26 01:10:08
【あらすじ】勝に咸臨丸に乗せてもらった龍馬は大興奮。ジョン万次郎とも初の対面を果たした。勝は神戸に作る海軍塾に龍馬を誘い、龍馬は江戸を離れることになる。千葉道場の面々に龍馬は挨拶をするが、重太郎はまだ龍馬を跡継ぎとすることをあきらめきれない様子。それを父の定吉が宥めた。海軍塾に入るには、出身地こそ問わないが、正規の藩士であることが必要になるかもしれないというので、勝は龍馬を連れて、海軍塾の塾生を募るとともに、龍馬の脱藩の罪を許してもらおうと、土佐藩の元藩主・山内容堂に会いに行く。
【感想】実は土曜日の再放送もつい見てしまったのですが、自分の立場をなかなか決められない龍馬が、やっと自分の思いを実現しようとしている人物と出会い、今までになく舞い上がっていますね。まぁ、あれほど憧れていた黒船に実際に乗れて、それが日本の船だというのだから、興奮も冷めやらないでしょう。容堂のことは後に回すとして…。今回は他の人物の動きも気になりましたね。まず以蔵ですが、最初の頃と比べ、人斬りに躊躇いがなくなり、スマートになりましたね。そして以前は武市のために働いていることを誇りに思っていたのに、そろそろストレスが溜まって爆発しそうになっています。それから弥太郎ですが、材木に手をつけ、早速失敗してますねw そして坂本家にすがるとは…。金を貸してくれと言った途端、坂本家の面々がシーンとしてしまったのには笑えました。先行き大丈夫なんかなと思いますが、この人は大器晩成、しかもとっても大きな器なので、あまり心配せずに見れますね。そして武市ですが、酒もやらず女も買わず、故郷に残した妻にちゃんと文を送っているなんて、なんて生真面目で女受けのいい性格なんでしょう…。ますます女性ファンが増えそうです。世の男性諸兄はぜひ見習って欲しいですね。酒はちょっとくらい飲んでもいいかなと思いますけどね。
【史実とはこう違う】まず今回のサブタイにもなってる容堂ですが、本当は龍馬の罪を許したみたいですね。ウィキペディアに「海舟は山内容堂に取り成して、文久3年(1863年)2月25日に龍馬の脱藩の罪は赦免され、さらに土佐藩士が海舟の私塾に入門することを追認もした。」とあり、これは以前から知っていたので、ドラマを見ていて「あれ?」と思いました。これから許されるのかちら…。あと、弥太郎の話は恐らく創作でしょうねぇ。この頃の弥太郎は田舎で百姓仕事に励んでいたようですから…。さて…序盤は好調だったのに、番組改編時に視聴率を落とした龍馬伝ですが、先週、勝効果なのかまた20%台を取り戻しました。これからこのペースが維持できるのか、また落ちてしまうのか、まだまだ龍馬が活躍するまで間がありそうなので、気になるところです。
【あらすじ】峯子が殺されていた現場に残されていた人形焼の容器から、3人分の指紋が検出された。1人は峯子で、もう1人は販売した店員、もう1人は不明だ。人形焼の中身から、その日それを買った人物が、料亭まつ矢の板前見習い・佐々木修平と特定された。恭一郎は修平の指紋をこっそり取って照合するが合致しない。修平は、人形焼は自分で食べ、容器も捨てたと供述するが、どこか怪しい。まつ矢で食事をする恭一郎に、女将の頼子は料理の材料には自分で納得したものしか使わないという。そしてその夫の泰治は、店の売りであるわさびを仕入れるだけで、後は遊び歩いている放蕩者だった。
【感想】早くも恭一郎が行列のできるたいやき屋のたいやきを、最終回まで食べれない予感。2回目で大体、このドラマのスタンスがわかってきました。どうやら人形町のB級グルメの紹介を織り交ぜながら、下町の厚い人情に隠された小さな事件を解決、そして峯子の殺人事件の真相を追っていくという感じかな? まつ矢の話は警察が関与するとは思えない、家庭のゴタゴタの話でしたしね。でもこの小さな事件が、犯人を当てるのではなく、殺人事件とは無関係であることを暴いていくという、逆のパターンで何だか面白いです。この普通の刑事ドラマにはなかなかない点が、殺人が起きない失踪人捜査課とも共通してますね。刑事ドラマだからか、あまり阿部の演じる刑事が変人に見えないんだけど、多分変人として描きたいんだろうなと思います。人を食ったような人ってのはわかります。車の上から目だけ出してるとかさw もうちょっと、この阿部ちゃんの特異性を強調できたら、面白くなると思うんだけどな~。あと、返す返すも溝端いりません。2回目にしてすでに存在が空気だし。ちょっとしか出てないムカイリの方が印象的でした。彼はゲゲゲとは10歳以上違って見えるなw
いつも優しい人がたまに怒ると怖いように、
ごくたまに本気を出すことがあると思うな。
がんばってる草食ってイメージ沸かないな
彼女いるから草食ではないような
龍馬が神戸に行ってから許されたのかもしれませんね。
釣具屋さんはどうなのかなぁ。
あの手の人物は大抵、何か人生の役に立つことをやってないと
時間が無駄に思えてしまうタイプだぞ。
ちなみにおらは人生そのものがムダ( ´_ゝ`)
別説なのか分からないけど
龍馬を扱った番組でとある場所と言ってた
武市みたいな人って現代でもたまにいてびっくりする
例えば例の釣具屋とかw
ああなって仕方ないと思います(;^ω^)
佐那さんは最後までいいところありませんでしたね…
本当は少なくとも婚約まではしてたという話だったのに。
確かに武市は遊び心がないですねぇ。たまにそういう人いますよねぇ。
多分そういう人だからこそ、土佐勤王党という他藩には見られない
藩を挙げての攘夷派組織を作ることができたのではないかと思います。
他の人が作ってたら多分他藩と同じような感じになっていたでしょう。
歴史にIFは禁物ですけどね…。
恐らくドラマでは、容堂の畏怖感を強調するため、
あそこで龍馬を許さなかったんじゃないかと思います。
許してたら、なんだこのおっさんいいやつじゃんってことになっちゃいますからね。
映像メディアではたびたび演出を重視して原作や史実を曲げることがありますからねぇ。
後日ナレーションとかで許されたことが語られると踏んでるんですが…
佐那とのシーンは良かったですが。
武市さんは東洋暗殺辺りから二重人格になってしまったと思います。
妻や絵画を愛でながら以蔵に人斬りを続けさせる。
攘夷という信念にどこまでもまっしぐらなこの人にもっと遊び心があったのなら
悲惨な最期を遂げずに済んだのではと思ってしまいます。
私も容堂はてっきり龍馬の脱藩を許すものだと思ってましたw
次回以降なのでしょうかね?