Nicotto Town


目指すは須らく予想の斜め上。


「はやぶさ」について

 2003年に日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた惑星探査機「はやぶさ」は、打ち上げ後に史上最大の太陽風の直撃を受け、いくつかの故障を抱えながら、小惑星イトカワに接近、着陸・試料採取を行い、離陸し、地球への帰路につきました。
 その後、燃料の漏出、それに伴う機体各部の故障が発生した上に通信も途絶するなど、数々の困難を抱え、帰還が絶望視されました。

 しかし、JAXAの技術者たちはあきらめませんでした。わずかな通信回線を頼りに機能回復に努め、故障した箇所は予備回路や代替措置を駆使した裏技で何とか、当初予定から遅れること3年、帰還を可能にするとこまでこぎつけました。

 そして、今年の6月、地球圏に帰還した「はやぶさ」は、試料を封じ込めた再突入カプセルを地球に突入させた後、自らは、地球に衝突が予想される小惑星の軌道予測の資料となり、地球に突入し燃え尽きます。

 この「はやぶさ」プロジェクトの苦闘は、大きな反響を呼んで、某投稿動画サイトでも多くの人気を博しています。

 私は、未知の領域に立ち向かう「はやぶさ」とともに、このあきらめが悪いJAXA技術陣が大好きです。

 もっと知りたくなった人は、是非、ご自分で。





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