内心八雲 №1 第1理科室。
- カテゴリ:自作小説
- 2010/05/04 23:47:52
なぜこの学校を選んでしまったんだろう。
~恋する乙女は情緒不安定~
―№1 気にいらねェ。―
やばい!!遅刻だ!!
転校初日から遅刻ってどうよ!!?
昴はダッシュで寮の部屋を出た。
「・・・はぁ!!?」
学校の門の前で立ち止まった。
それもそのはず。
大き過ぎるのだ。
学校が。
「これはないでしょ!!??あたしの教室どこよ!!?」
「・・・お前誰?」
「!!??」
そこに居たのは全く知らない同じ制服を着た男子。
「いや・・転校して来て・・・」
「転校・・?あ~。お前があの皐月川昴?」
・・・・。
. .
あの?
「え・・そうですけど・・・(あの)って・・何が(あの)なんですか?」
「あぁ、おまえだろ?あの絵。」
その男は学校の校門をくぐりながら学校の正面口を指差した。
「え?・・・はぁ!!!??」
そこには、自分の描いた絵画が飾ってあったのだ。
そんなに大きくもない絵なのだが、正面口なんかに飾ると
嫌でも目に入ってくる。
「な・・・なんであんの?あれって展示会場にあったんじゃ・・」
「は?展示会なんかもう終わっただろ?だからあんじゃねぇか。」
あ・・あたしそんなに上手くないし・・・と昴は顔をしかめる。
しかし、彼女がこの学校に入ったのはこの絵がコンクールで
優秀作品に選ばれ、推薦で入れると決まったからだ。
「まぁいいんじゃねぇの?下手でもないんだから。」
「あの、今聞くのってどうかと思いますがあなた名前は・・・?」
「槻唄要。今2学年。ってかお前授業大丈夫なのか?」(つきうたかなめ
「へぇ~そうなんですか~ってあ~!!!!!」
「はぁ・・転校そうそう遅刻は無いわな。来いよ。」
槻唄 要と名乗る1つ上の先輩に腕を掴まれて、そのまま昴は
引きずられるうようにしながら走った。
「っちょ・・!!何処行くの!!?」
「お前クラスは??」
自分の質問に答えない要に少し不機嫌になりながらも
今は要に任せようと要の質問に答えた。
「えっと・・・4組Aです。」
「1年4組A・・・って事は次は理科か!!」
「え?ってかちょ・・足速いから!!」
「しらねェよ。」
要はそんな昴にはお構いなしに階段を上ったり廊下を走ったり。
無駄に広い学校を走った。
「はい~到着~。」
「え?」
走るのがあまり得意ではない昴は息を切らせながら
前の教室に目を向けた。
「第1理科室。んじゃ。俺も授業あっから。」
「え・・あ!ありがとッッ!」
「これで貸し1な。」
不敵な笑顔を見せた要はそのまま自分の授業のある教室に向かう。
(授業あるのにつれてきてくれたんだ・・・)
要の良心にグッときながらもその背中を見つめていた。
「・・・は?」
要はそのまま第3理科室の前で立ち止まった。
「おっ!槻唄~!サボりかと思ったじゃねぇか!!」
「お~。そんな訳ねぇだろが。」
クラスの友達としゃべりながら第3理科室に入って行ったのを見て昴は、
「うわぁ~・・騙された・・・。」
一瞬でも要を良い奴だと思った事に心底後悔した。
昴が教室に入ると、クラスの人がわッと集まってきた。
「え!?転校生!!?そんなの先生言ってなかったし~!!」
「おい!!あれ転校生だってよ!!」
「へぇ~!!」
みんなが次々に喋るため、誰が何を言ってるのか分からない。
そのうち一人の女子が昴に近づいてきた。
「あなたが皐月川さん!!??あたし夜神嵐!!よろしくね!!」(やがみあらし
嵐はにっこりほほ笑んだ。
昴はそれに応えるように微笑みかえした。
「あたし昴 よろしく」
いきなり飛びこんできたので正直笑ってなんかいられなかったが
「とりあえず精神」でとりあえず笑った。
文の才能絶対あるよねwwwwwwwwすごいョwwww
我も別のところでオリジーの小説書かせてもらってるど文が滅茶苦茶b←
もはやあれは日本語じゃないネ←(ぇ
我も、もはや日本人じゃないのかも・・・あ、人間でもないのかも・・・((笑
続き気になるわwww