Nicotto Town


およよ・れおポン


今日は山手線付近、渋谷-新宿間を歩いてみた

いつもなら、日曜日に混雑する場所へは出かけないのに、血迷ったとでもいうのか、原宿まで行く気になった。

明治神宮と代々木公園なら、たまに出かけないこともないのだが、山手線の線路をまたいで、東側へはほとんど行かない。

同じ原宿駅を使って、同じ場所と言っても良い地域なのに、いわゆる原宿は何年も行ってなかった。

それで、駅を出て、原宿へ行こうかと思ったら、なんじゃこりゃ。
人だらけで、文字通り、お祭りと同じ人出であった。
どうしよもないので、原宿を歩くのはやめて、渋谷方向へ歩く。

面白いものだ、原宿と渋谷で、客層が違う。

「客層」と言うか、趣味嗜好が違う。

似たようなものなのに、違う。

きっと、表参道へ行くと、そこも違うはずなのだが、めんどくさくていかなかった。
ただ、人工が多く、集中した都市というものの、文化的な利点は感じられる。

たぶん「少数派」と呼ばれる人たちが生き残りやすいのだ。
千人に一人、みたいな趣味は、街としての商業規模が数万人の客を集めるような場所なら、小さなお店が成立できる。
逆に、小さな街では、少数派の客は小数点以下になってしまうわけで、「いるか」「いないか」どちらしかないわけだ。
これでは商売が成り立たない。

この計算は、多数派にも影響するだろう。
ほとんど同じようなものでも、わずかな違いをもって細分化すれば、それは、無数の少数の集まりとも見なせる。

ささいな違いでも、少しずつ違うものがたくさん集まれば、それは多様性につながる。

文化が発達する可能性が高まる。

日本の中で一番大きな平野に、一極集中で膨大な人工が集まっているというのは、悪循環も起こしやすいが、同時に、不況と言われる世の中でも、多様性を維持し続ける力になっている。

好きかきらいかと問われると、僕は東京都を好きではないと思うのだが、それでいて、東京にいることが気持ちいいという裏腹な感覚は、多様性からくる面白さのせいだろう。

#日記広場:日記

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2010/05/11 23:02
原宿も渋谷も、小さなお店がけっこう有って、しかも、品物の扱う範囲が狭くて、ティシャツだけで絵柄の違うものがたくさんあるとか、そういう、「品物が豊富」と言葉は同じだけど、スーパーとは違う意味での「豊富」な品揃えになっている。

こういう専門性というか、尖鋭さが、流行の「先端」というものを作るんだろうな。

逆に、日本中どこへ行っても、アスファルトの道路や、電柱は全く同じ。

家までもが同じなのは、気候が違う土地なのに、同じ建物ではだめだと思うのだけれど、心配になってしまう。
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2010/05/11 21:45
うん。栄と矢場町の客層も違うな~と感じます(◔‿◔。)
不思議ですよね。




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