ぢごくてふてふ
- カテゴリ:日記
- 2010/05/13 20:59:19
今井彰氏の「蝶の民俗学」を読んで。
黒い揚羽蝶を ぢごくてふてふ と言うところがあるそうだ
その昔、日本人は蝶を精霊や死霊と見ていた時代があった
それは飛ぶ姿や変態するとかだけではないようだが・・・。
本を読んでいて、思い出した事がある
私の父方の祖母が話してくれた話なのだが、
母方の祖母が亡くなった時
律義な人だったみたいで、みんなの所へ亡くなる前に挨拶に行ったそうだ
と言っても、病気で亡くなったので、歩く事は出来なかったのだが・・・
祖母はどちらも新潟の人
1月真冬、雪が積もっているころ
夜中に部屋の中を 黒い揚羽蝶が飛び回り
窓の隙間から出て 外の雪の中に 突っ込んだそうだ
よく朝、突っ込んだ辺りを探してみたが
黒い揚羽蝶は 見当たらず・・・
そんな事をしてたいたら、亡くなったと 連絡が来たそうだ。
子供の頃、この話を聞いて、不思議な話だと思ったが、
本を読んで、昔の人の蝶に対る思いのようなものを感じた
おばあちゃんも、そう思っていたのかなぁ
ホントに蝶になって 飛んで行ったのかなぁ
ちなみに、妹の所へは 襖を開けて 身の回りを整理して
「じゃあ 行くからね」って言って出て行ったそうだ
まあ、他にもあちらこちら 出現していたみたいだけど
どこも、暖かい雰囲気で、「あれっ 何でおばあちゃん ここにいるんだぁ」と
みんな思ったみたい
霊って、行った事のない所へも行けちゃうんですよね
私も体験した事あるけど ホント不思議^^
不思議な事ってありますよねぇ
御親戚の方がいらしたのかも・・・
我が家は亡くなった人がいなくても
変な物音がしたりします
この家「おっばけや~しき♪」なのかなぁ
【 さなぎさん 】
お友達の方が来られたのかもしれませんね
そう思いたいですね
蝶々になってまた、会いに来てくれるかも^^
昔は蝶々に霊的な事はあまり考えた事がなかったのですが
最近は、自然保護の事もあるし、やむやみな殺生は避け
大きな蝶は家の中で放して、しばし美しさを愛でて
逃がしてやります
私も年をとったのかなぁ^^;
私の母方の曾お祖母ちゃんが昔母が子供だった頃に、チョウチョは亡くなった人が会いにきてくれたんだよ、と話したそうです。自分の周りをしきりと飛び回ったり、庭に何度も出ては入って飛ぶ蝶を見るとその話を思い出して心が温かくなります。
モコさんのお話すごく不思議ですね。交流のあった方々に挨拶をしていくなんて礼儀正しいやさしい人だったんですね。
似たようなとしては、母の大学時代のお友達が亡くなった次の日、無人なのにインターホンが鳴ったことがありました。イタズラだったかもしれないけれど、私は出来れば母のお友達が挨拶に来たのだと信じたいです。
何かがぶつかったような音でもなく、出てみても誰もいませんでしたが
親戚で不幸がありました、
心の綺麗な人は、きちんとあいさつ回りができるようですね
蝶の家紋は、沢山あって、
どうも蝶の変態の様子(青虫からさなぎになって蝶になる)から
再生を意味するよで
武家の間で流行ったようです。
平家のが有名のようですが、源氏も使っていたとか・・・。
黒いアゲハのカラスアゲハなんて、とっても綺麗で
お墓の周りを飛んでいたりすると
霊的な感じがするのも、分かるような気がします。
【 タカさん 】
おばあちゃんは、伊藤博文のお宅で住み込みの女中さんの経験もある人でした^^
亡くなってから、母に聞きましたが
息子は歴史的人物の名前が出て来た事にびっくりしてました。
気持ちがあると、とこへでも行けちゃゃうみたいですよ。
でも、亡くなる時ではさみしいので
生きているうちに、会いたい人へは会う事をお勧めします^^
【 ゆぅさん 】
へ~ 見た事あるんですかぁ
人違いされたなんてw
あらら、失礼しましたm(__)m
あの時見た あの人も
きっと会いに来てたんだろうな~って思いました。
でもあの人 会いに来た人間違ってる…
いくら母親とゆぅが似てるからって間違えるなんて^^;
そのお婆様は皆に愛されていたのでしょうね
自分がなくなるとき(縁起でもないけど)
そういった形ででも、お別れを言えたらいいなぁ
我が家の家紋は黒揚羽蝶です。なんかいわれが有るのかな?
今となっては謎ですね。私も春になり蝶々を見ると亡くなった人が蝶になって
会いに来てくれたんだと思ってます。