デコポンとタラコ
- カテゴリ:日記
- 2010/05/17 23:59:52
◆みかんよりデコポンが好き
父に「デコポン」と「タラコ」を買ってきてくれ、と頼まれたのは、こないだというより
もう、ず~~っと前のことだった。
デコポンはおもに熊本や愛媛で生産され、熊本のものは不知火とも呼ばれる
らしい。じょうのうが柔らかいのでそのまま食べられるし、とてもおいしい。
父から頼まれたのは、もう夏も近い頃だったので、4軒ほど店をあたっても店
の人は「もうありませんよ」とか「さっき売り切れました」などと、そっけない返事。
仕方ないので同じ柑橘類の、夏みかんか何かでごまかした覚えがある。
次に「タラコ」だが、スーパーの魚店などでパックされて売っている、赤い塩漬
けのものでいいわけだ。
しょっぱいけれど、そのまま生(なま)でも食べられるし、白いご飯に結構合う。
父は、ソコでは毎日、薄味の食事をとっていたので、たまには濃い味のものが
食べたいに違いない、などと勝手に思い、一人分にしては、かなり大きいタラコ
を選んで買って戻った。
デコポンを入手できなかったことは父も、すぐ納得してくれたが、買って帰った
タラコを見るなり開口いちばん、
「またー。でかいの買ってきたな~。」・・・である。
こちらの気持ちも知らないで、父とはいえ、なんて無神経な…。
父の口の悪さには、昔っから慣れっこだし、そのときは、こちらもいちいち本気に
相手にする気分にはなれなかったんだと思う。無理な笑顔で、軽く受け流した。
しかい、この台詞は、その後「父の名言集」のひとつとなった。
ソコにいると、時間(とけい)は食事を中心に回っていることがよくわかる。さっき
昼食をとったばかりのはずなのに、すぐに、夕食の時間はやってきた。
いつものように、味気なさそうなメニューが運ばれて来たかと思えば、今晩ばか
りは、さっそくタラコの出番。その大きいタラコを箸でちぎっては、お粥のように
やわらかいご飯の上にのせて、満足そうに食べていたのを覚えている。
翌日も会いに行ったが、用あって確か10時頃になった。父と顔が会うなり、
「お前、あのタラコ、どこへやっちゃったんだ??」
である。。。やや、ご立腹の様子。
そういわれても、ソコでの規則(ルール)としては、なま物や決められた食事以外
食べてはいけないことが「原則」。
オレとしは、タラコだって何だって、余れば処分するか、持って帰っていたよ…。
父は、その朝7時半頃の朝食で、またタラコが食べられるつもりでいたらしくて、
できなかったことが、相当悔しく残念だったらしい。
しかし父は、昼食の時間になって、オレが再び持参した「好物」を喜んで食べて
いたのを、今でもよく覚えている。
このような、ちょっとしたやりとりも、今ではいい思い出となってしまった。
そんな父の誕生日が、きょう5月17日
好きだった、買えなかった、デコポン、
買いましたよ!それも少しイイめのを見つけたからね。。。
「おい!タラコはどうした!?」
なんて言ったら、今度は許さないからねww
※訂正がありました※
1.本文3行目「熊本」の箇所について、当初、間違いがありましたが、友人の
ご厚意により訂正することができました。
2.友人より「構成、内容について推敲すべきだ」との意見を頂き、まだまだその
余地は残されていようものの、当初のモノよりよくなったと思います。
ありがとうございました。
お父様の喜ぶことをしてあげられて、良かったですね。
もう寝ますわww
文章がヘタでごめんなさい。
友人から「も少し上手に書きなさい」と指摘を受けましたww
少し、手直しすることにしました。 18日02:53~
デコポンて甘みもあっておいしいですよね♪
あ、まちがった!
あわてて書いたもんで・・・
ご指摘ありがとう。。。さっそく修正しますww