近況
- カテゴリ:日記
- 2010/05/18 22:39:45
母の病は十二指腸狭宱です。
珍しい部類の病気です。
胃の下、腸の入り口が狭くなり、消化された食物が詰まってしまう状態です。
以前、原因不明の時は、ここがかなり小さくなり、胃が満杯で嘔吐を
繰り返していました。
老人がなるケースは珍しく
主に、十代後半の若年層、拒食症がらみで起こるのだそうです。
若いと、体と内臓も柔軟だから、手術に至ることは少ないといいます。
今回は定期的に検査しているので、やや縮小したかな、という時点で
以前行った内視鏡による処置入院となりました。
内視鏡は口から入れる胃カメラみたいなものの部類です。
そこにバルーン、風船をつけて、カメラで位置を確認しながら
狭まった十二指腸で膨らます。圧力で開く、という具合です。
内部は少し出血するようですが
大した事にはなりません。すぐに治癒するようです。
今日と明日絶食で、また復活することでしょう。
この処置がダメならば、開腹手術をして、狭まった場所を切除し
まぁ、切って、ひっつけることとなります。
こうなるとダメージを受けやすいですね。
どこの病院でもできる処置ではないので、巡り会えたことはラッキーでした。
ただ、やっぱり遠いなぁ。。
何回か乗り継ぎ、時間があればバス、ない時はタクシーと。。
その時間に本を読みます。
久々に夢中になります。
『世界文学を読みほどく』池澤夏樹著
もともと池澤さんが大好きなんです。小説よりもエッセイが特に。
これは、京大の文学部、夏季特殊講義の講義録なんです。
少し前にNHKの「知るを楽しむ」で「世界文学のワンダーランド」を
放送していました。これも池澤夏樹さん。
おもしろかったんです。録画、まだ観ていないやつがありますが^^;
とある新聞で、大学の文学部が危機に瀕している。
学生が本を全く読まない。ドイツ文学を原語で読むなどとは夢のまた夢。
ひどい大学では、ヘッセもマンもダメダメ。ならば、どこまで飛ぶかといえば
「アルプスの少女ハイジ」アニメーションの!!??
わたしも好きですが。。そこまでいかないと反応がないんだそうな。。
真偽のほどは不明です。悪しからず。。
ところが、上記の本をテキストにすると
学生の目が輝きだす。(最低限の素養はいると思うけど)
池澤夏樹さんは理工学部出身、詩人から出発、翻訳家を経て小説家に
なりました。そして日本近代文学を読まず、世界文学に重きを置く人です。
視野はいつも世界とどう向き合うかにあります。
世界中を旅し、生活した経験、膨大な読書量。
明晰な文章と言葉に、いつも感嘆し、付箋を貼りまくっているのです。
日々雑多。
日常のこまごまとした煩わしさ。
ほぅ。と感嘆して、「ユリシーズ」や「カラマーゾフの兄弟」
はては「パルムの僧院」を読んでみたくなりつつ
心を少し逃してあげるのです。。
しばらくは巡回、行ったり、行けなかったりで
お許しくださいね。
雑用と仕事、押せ押せです><
ありがとうございます^^
予定では1週間の入院でめでたく退院しました。
厄介なのは再発する事なんですね。
半年か1年に一回は同じ手術を受けなくてはいけないようです。
年々、しんどくなってくるだろうなと、それが心配です。
はじめまして^^
ありがとうございます。
母は土曜日にめでたく退院しました^^
昨年、2回ほど、危ういかと思った時期がありましたが
しぶとく^^;復活して、愚痴っているので、もうしばらく生き延びるでしょう^^;
昔の女は強いなぁ。。
わたしはそんな自信はありません^^;
ニコタで長文を書く人は頑張りすぎる?ですか^^
なるほどと思ってみたりします。
実をいえば、わたしも日本近代文学はあんまり。。なんですねぇ^^;
近代日本文学は嫌い。私小説なんか読むに値しない。外国文学しか読まない。それも発表100年を
経たもののみ。といい続け、大学は文学部に進みました。なんと鼻持ちならない子供だったことか・・・
しかもいまだに、その嗜好が変わっていない・・・
お母さんは大事にしてあげて下さい。
ただし、頑張り過ぎないように・・・
ニコタで長文のブログを書く人って、頑張りすぎる傾向があるようですよ。
ひどい言い様かもしれませんが、献身的に看護したから、よくなるというものでもないですから、
ご自分の身体は守らなければ・・・
何があったのかは、これだけではわかりませんが
裁判沙汰ならば、相当な事があったのでしょう。
辛い経験は、乗り越えることができれば
あなたの何かの糧になっているはず。
それをバネに、自分を大切にしてくださいね。
昨今は最悪を想定する事が「ネガティブ」と取られる事の方が多いですが・・・・・・・・・・・
大黒柱って言っても闘病が役1年有りましたからね。
故に突然死とは違い準備期間がある訳で。
裁判に関しては私の場合、役所相手ですからね。
通常の裁判のやり方と同じ訳には行かないんですよ(苦笑
ま、諜報とかそんな感じの事まで色々とね。
私の思考回路が普通の方々と違うのはこんな経験してるからだと思いますよ。
何せ、「通常では有り得ない」事のオンパレードでしたから。
恐らく計算とか理論で動く方々には絶対に理解出来ない世界です。
ココだけの話、長年君臨した区長の首切り落としたのは私だったり(--;
表面上は高齢により激務に耐えられない為の引退になってますけどね。
当時の会話音声はまだ私の手元に残ってますよ。
その時の名残で今でも私はボイスレコーダー持ち歩いてます(苦笑
多分、普通に生きてればこんな経験は出来ないと私は思います。
どうも潰瘍が近くにあって、起こっているような感じなのですが、
原因は不明なんです。
ともあれ、開腹手術をしない方法があったので良かったと思っています。
ありがとうございます。
アララ、ワテ、十二指腸潰瘍ってのもやりましたけど、そこが狭くなるってのもあるんですね。
なんでも、その部分は薄いそうですから、お大事に。
一番の心配は、この症状が慢性化するであろうという事なんです。
半年か長くて一年後には同じ手術をせねばならない。これがね、次回はどうだろうか。。
今回は絶食しても、栄養剤が良かったのか、顔色が良く元気でした^^;
驚くほど丈夫ですよ~~。わたしはあかんやろなぁ。。
昔の女性はしぶといですぅ。。。
今回のストレスは他にもあって、来客が泊っておったんです^^;
イロイロと重なったんですね。仕事も手をつけていなかったんです(自分のせいやけど)
まぁ、大丈夫です^^
ありがとうございます。
それは本当に大変でしたね。。
タキさんの↓コメレスにも書いたとおり、何か不幸が起こると
一つではない。それをきっかけに、複合的に起こる、いわば坂道を転がり落ちる感じになると
知りました。お互い、あまり経験したくないものですね^^;;
最初、母が入院した時は、シモの世話も看護師さんに手をかけてはいけないと
したものですが、今は、全くしなくなりました^^;
プロに任せる事は任せ、自分の精神状態と体力を一番に考えるようになりました。
一番はわたしの代わりは誰もいない、それ、ですね。
わたしが倒れたら本当に困るし、迷惑もかけたくない人に及ぶ可能性があります。
わたしはたぶん「助けて」とは言えないタイプ^^;
自滅しやすいので、かなり注意するようになりました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
大変でしたね。
一家の大黒柱的存在であったお父さまを亡くされ、将来のことなど
不安に押しつぶされそうだったのでしょうね。
母は以前より入退院を繰り返しているんですね。
交通事故にも遭っており、その時は延べ1年の入院期間でした。
加えて、保障問題で保険会社と揉め、調停から(向こうが入院中にも関わらず強引に)
今度はこちらから裁判へで、2年闘いました。
その1年前に思春期に別れたきっりの父の死がありました。
何でも続くんですね。
車椅子か寝たきり状態になるかもしれないという状況と経済、介護問題
保険会社と争ってもムダという周囲の冷たい態度、兄も知らんふり、母自身も逃げましたワ^^;
父の死のトラウマも抱えつつ、2年ほど爆走しました。
わたしの精神構造は「前向き」仕様なんです。
苦境に立つと、「コノヤロウ!負けるか~!」となるのです。
現在状況を判断し、最悪を考え、驚くほど冷静に、かつ、闘争的になれるんです。
これには自分でも時々驚くのです。
わたしは生い立ちに問題が多いのです。過去のブログでも書いてありますが。
現在の母は養母で、調停が持ちあがった時、戸籍上は他人でした。父の婚外子です。
交通事故の裁判の代理人は、血縁者出なければ出廷できません。
そこに保障を争って立つわけですから、「金銭目的」的な部分で見られるという
精神的に追い込まれる感覚がありました。
毒を食らわば皿まで。
母の今後の生活の為に出来る限りの事はしよう。腹をくくりました。
すべてが、驚くほど良い結果で終わった後、顔面麻痺を発生しました。
相当なストレスが神経に出たのでしょうね。
自分が深く消耗し、疲れていたのを知りました。
のちに「検査の結果次第では命に係わる」と言われました。
結果的には大したことはなかったのですが
初めての入院体験をしました。
入院中に一人で死んだ父を想い、わたしを置いていった実母(亡くなっていますが)
と同じ病だったので、考えざるを得ませんでした。
人生はいつだって、とっても辛い時期があるものです。
心配してくれてありがとう。
あなたに言いたいのは、いろんなことがあっても
やっぱりね、頑張れだ。
お年寄りは、必要最小限にと気を使った処置ができても
結構なダメージを受けます。
でも、やはり、皆さんの心配通り
何より、ご自分を大切に・・・
本で、気が紛れる分は良いですが
やっぱり、歳相応のダメージは溜まっているはずです。
早く、回復なさって、生活のペースが落ち着くと良いですね。
病院って、自分が健康でも、通うと精神的にけっこう疲れるものですよね。気がはっているときはなんとか乗り切れるのですが、一段落した時に、↓のタキさんがおっしゃっているように、自分に返ってくるようです。
どうぞ、お母様も、手毬さんも、お大事になさってください。
と、父親がガンで亡くなった後に疲労で倒れた経験からの老婆心(--;
少し遠いのですが、何よりもタイミングが悪く
いろいろ重なってしまったのが、いけませんでした^^;
でも、おかげさまで無事退院できそうです。
ありがとうございました。
ちょこちっぷさん★コメントありがとうございます。
ありがとうございます。
予定通り1週間で退院となりそうです^^
まだ、絶食中ですが、点滴の栄養がいいのか
顔色がよかった気がします^^
ライダーさん★コメントありがとうございます。
ありがとうございます。
仕事やら何やらで、重なり、入院も急に決まったものですから
少しバタバタしました。
今日は歯医者があったので(痛い!)
その後に病院に行きました。
元気でした^^
わたしもないんですよ。。みんな何をしに行くのやら
興味シンシンです。
母は病ですが、自己中なので、基本的に達者な人だと思います^^;
もう、持病になりそうです。半年おきくらいにしなければならないかも。。
ありがとうございます。
アッシュさん★コメントありがとうございます。
変わった病気です。
もし、内視鏡手術ができない病院であれば
大手術になっていたと思います。
医学の進歩で今週中には退院となります。
ありがとうございます。
ほびさん★コメントありがとうございます。
ほびちゃんはエライなぁと思っとります。
なんかね、慣れるけどしんどいね。
タコヤキさん★コメントありがとうございます。
土曜日に退院予定なんです^^
ありがとうございます。
ロンさん★コメントありがとうございます。
初コメありがとうございます。
お近くだったんですね。
車だと、本は読めませんね。音楽になるかな^^
本も持久力がいるので、長編などは、
わたしもうむむ。。。と思ってしまいます^^;
catさん★コメントありがとうございます。
昨年来より、入退院を繰り返しておるんです^^;
ちょっと垂水、須磨と明石の真ん中あたりなんですね。
土曜日には退院予定です^^ありがとうございます。
カラマーゾフの兄弟、是非読んでみて、感想などを
お訊きしたいものです^^
さぶ真凛さん★コメントありがとうございます。
ああ。。お疲れさまです^^;
本人も辛いでしょうが、なかなか気を遣うものですね。
何よりも病院はエネルギーを吸い取る場所。。
以前、内視鏡で手術して良くなったんです。
再度なので、大丈夫でした。
ありがとうございます。
歌穂さん★コメントありがとうございます。
おかげさまで内視鏡で無事処置できました。
患部のカラー写真まで、頂いて^^;
十二腸ドアップです^^;
こうやってバルーンを膨らますのか。という感じでした。
ありがとうございます。
回復をお祈りしています☆(*^^*)
早く良くなることを
お祈りします(。。)
無理をなさらずにです^^
手術をしないですむといいですね。
ニコの巡回はお気になさらず、
ご自分のお身体にも気をつけて
がんばってくださいね~
わたしも母の通院に毎日付き添っていたことがあったのですが
自分のことではないことをするのって、意外と大変ですよね。
内視鏡でよくなるといいですね。
開腹はやらずに済むのなら避けたいですからね。
しばらくはお忙しいと思いますが
ご自身も体調に気をつけてくださいね。
お母様、どうか良くなって頂きたいです。
カラマーゾフの兄弟!私も興味の御座います一冊です^^
以前ニュースで取り上げられており、頭の隅に残っておりました。
黒猫手毬さんご自身も 御自愛の程お忘れになられませんように。。
しかし最近は車を運転することが多くなり、本から遠ざかってます。
それだけが原因じゃなく、年齢を重ねる毎に
活字から逃げてる様な気もしますが・・・(ーー;)
お母様・黒猫手毬様、ご無理をされませんよう。
大変な中でも楽しみが見つけられるってさすがです。
黒猫手毬さんも、看病疲れで倒れないようにしてくださいね。
俺は今偏頭痛と戦い中ですうw
ハレは普通の大学生がやることを知らないのですが。
最近は眼精疲労と肩こりがひどくボリュームのある書籍を読めないでいます。。
お母様、お達者になると良いですね。