今日はオークス。
天気が微妙で心配されたが、午前中から降ってはいたものの、雨量がそれほど
でもなかったようで、やや重で行われた。
今日もお金はないので、最小金額をネット投票するにとどめ、テレビで観戦。外
は雨だし、まぁ丁度いいと、自分を納得させる。。。

今年の３歳牝馬戦線は、阪神ジュヴナイル、桜花賞とG1を連勝中のアパパネ
がトップに君臨。それに対し、桜の善戦組（オウケン、ショウリュウ、リターンズ等）
やトライアル組（サンテミリオン、トレノエンジェル等）が虎視眈々という組合わせ。

レースは、アグネスワルツの機先を制して、ニーマルオトメがハナをとる。この２
頭が少し離して先導し、おそらくやや速い流れで進み、アパパネは中団後ろ目で
うまく折り合う。直線に入ってアグネスワルツが先に抜け出し、まさかこのまま押し
切るのかと思ったところに、大外８枠の２頭、サンテミリオンとアパパネが並んで
差してきた。

やや内目からサンテが先に抜け出しにかかるところ、アパパネが外から馬体を
あわせるように、ねじふせにかかる。アパパネが一瞬は先に出たかと思ったが、
サンテがゴール前で差し返す。サンテ有利に変わったかとおもったところがゴー
ル。しかし、ちょうどサンテが首を上げ、アパパネが首を下げたところだった。

テレビの画面では角度があってわからなくても、JRAのゴール前ストップモーショ
ンは常に正直で、これで優勢なほうが、写真判定では、ほぼ間違いなく勝っている
もの。ところが、今回はストップモーションでも判定できないほどの接戦。
長～い写真判定の後、アパパネの17番とサンテの18番が同着の表示。
JRAのＧ１では、史上初の同着だそうである。

とにかく凄いレースだった。サンテもアパパネも両者とも勝者にふさわしい。勝負
の世界で同着を喜ぶのは自己矛盾かもしれないが、サンテの横典、アパパネ
の蛯正が並んで肩を組んだ姿を見ると、両者を称えずにはいられないのである。

馬券は、フローラＳ組を完全軽視したのがたたって、おおはずれ。まぁ、今日は
これでいいのだ。勝負は、来週のダービーに持ち越しということで＾＾