ちょっと前のことになりますが
神戸で開催されていた国際宝飾展へ行ってきました。

業者さん向けの買い付け展示・即売会ですが
ニコット仲間のnagataさんから招待状をゆずっていただき
潜入　いや　入場可能となりました。

２月の青ガチャで　青いハートのネックレスが出た時に
「青のハートならブルートパーズがいいかな」なんて話から
「業者向けのイベントがあるからチケットを送ってあげましょう」
ということになり
およそ宝石類とは縁のない私が　しらない世界をかいま見ることになりました。

事前にnagataさんの過去ログや、書き込み、チケットに同封されていた手紙
（指導手引き？）で、業界用語２，３を頭に入れ
衝動買いしてもよいのは　１００円　１０００円単位のもの
などなど、え？宝石で１００円単位ってあるの？

と、ここですでに　びっくりしつつ。

招待状を二通送ってくださったので、
高校時代からの仲良しの友達を誘っていくことにしました。

二人とも、きれいなものは好きだけど、あんまりアクセサリーの類は持っていないし、つけていない
だけど、知らない業界の流通には興味がある
あわよくば　きれいな裸石を１０００円単位でなら買えるかも

なんて期待して行ってきました。

ついたら、もう会場前には黒服の集団が！
宝石専門学校の生徒さんが　実習で来ているようでした。
（まぶたや鼻、耳にいくつもピアスした
ライオンのようなヘアスタイルの男性が熱心にみてました）
あたりまえといえば、あたりまえですが
もんのすごい警備員の数。
そうだよね　お宝いっぱいだもんね

中に入ると、開場一杯に数々の業者さん
まるで夜店の屋台のように　無造作につりさげられた宝石
プラスチックケースにはいったトパーズやガーネットやアメジスト

（ほんまや・・・１００円単位で出てるわ・・・）

「素人とばれないように」（ばれてもどうということはないらしいですが）
「わからないことがあれば、なんでも質問してください」
とのnagataさんからのアドバイスがあったんですが
すっかりばればれな「あっ　みてみて　あんなん、ある〜」
という態度で見て回るうちに
同じく素人さんかと思われる人から
「すいません、この＜カン＞っていうのはどういう意味ですか？」
と質問されてしまい
「うっ・・・（ニコットは携帯からアクセスできない〜
nagataさーん！今、いま　質問したいですぅ）わかりません・・」

そのうち、友達が「あっ　こんなん、いい！」と手にしたものは・・

アンモナイトでした。

なるほど好きそうだ・・・
身に付けて飾るのではなく、クラフトに使いたいようです。

小さいのや大きいの、手頃な値段で手に入れました。
その様子は彼女のブログに・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/zydeco_japan/63239923.html

わたしは　というと　ブルートパーズの空色のスカイトパーズ（1,500円）
ハートのアメジスト　ガーネット（各１２００円）、星形のガーネット（５００円）を、迷いに迷った挙げ句、買いました。

普段、即決で買い物ってしないので、
こういう時　やっぱり考えて考えて　挙げ句買わないこともあるんですが
折角来て、それはないだろう・・・
買っても後悔しないような、衝動買いしてもよい金額分、と思い切って。
（それでも午前中に行って、決心したのは何時間後だっただろう）

丸一日かけて　広大な会場を見て回り、
回るうちに　だんだん　宝石も　ただのビーズに見えて来るというか・・・

少数だけど、工具類もおいていたり、
こちらは　ものづくりの好きな友人には興味がもてそうで
誘ってよかった、と思いました。
海外からの出店も多く、つい
（どんな安い労働力で採掘させているんだろうか・・・）なんて事も
気になったり・・・

貴金属、あんまり持っていない私だけど
ほんとうは好きだから、小売店では見られないような
たくさんのキラキラ輝く商品（中には作品、とよびたいのもありました）を
めいっぱい見られて満足でした。
仕入れ値で見たおかげで、
今後　小売りのセールなんかで、素敵なデザインのものを見たとしても
誘惑に打ち勝てる自信もつきました（＾＾）

この日は二日目で、どうやら　仕入れに来ている商売人だけではなく
わたしたちのように、素人だけどツテがあって入場してます、
って人が結構いたようです。

独立して起業をしようとしている友人（宝石関係ではないですが）と
「今度来た時には、ちょっと買えるぐらいの身分になってるかな」
「そうやね」
「結構、素人さん、いたよね　どうみても素人、って人達」
「ほんまやね。仕入れの人は初日に来て、いいものを獲得するんよ
きっと・・」
「帰ったら『宝石、見に行ったのと違うの？考古学展？』って
言われない？」
「言われるかも（＾＾；」←アンモナイトだけしか買わなかった友人

疲れたけど楽しい一日でした。

手に入れた石は、時々、手のひらにのせて
眺めて楽しんでいます。