海の底の居心地
- カテゴリ:日記
- 2009/02/11 07:34:12
深い深い海の底にいるような、そんな孤独感に襲われる事がある。
以前の私ならば、わざわざ孤独を求めて独りになった事もあった。
今はただ、人恋しくて
誰かと話したくて
孤独が怖くて
恐ろしくて・・・
時折波のように訪れる孤独感
これが虚無?
海の底を虚無僧が尺八を吹きながら歩いてきたりして・・・
そんな不気味な虚無僧とも、話したくなってしまうんだ。
眠る前
息子の寝顔を見ると
いつもよりきつく抱きしめてしまう。
立ち上がらなきゃ・・・
歩き出さなきゃ・・・
早く、海の底もそれなりに居心地がいい・・・って
そんな風に思えるように。
やっぱり家族にも話せない事もあるし、まして息子に話しても仕方が無いんですよね。
そう考えると、私が失ってしまった者がなんて大きな存在だった事か・・・。
ただですね、ここでこうして皆さんとコミュニケーションを取れる事で、なんとな~くですが癒されています。
廉さんには、いつもお越しいただいて感謝っすよ!。
そうですかぁ、廉さんもお友達を失ってしまったんですねぇ。
何でも話せる友人って、普段は忘れてしまっていてもいざとなると心強いものです。
その「いざ」って時に失ってしまった事に気付き、淋しい想いをするんですよね。
○○がいたらこれ話すのになぁ。って事が増えていって、
話せないことにまた孤独を感じて・・・。
食事を共にする人も、笑いあえる人もいるのに、不思議ですよね。
少し前までは、くだらない事を話せる人を失ってしまったことに打ちのめされてました。
あ、と言っても亡くなったとかじゃないですけど。
今はようやく、それもいいかなぁ、仕方ないもんなぁ、気楽だなぁと思えるようになってきました。
厳密に言うとですね、本当に独りって訳じゃあないんです。
息子もおりますし、話す相手もいたりしますから。
まぁ、なんと申しましょうか、甘えられる唯一の人を失ってしまいましたので、こんな気持ちになってしまうのでしょう。
私もかつては「自分探しの旅、行きま~す」とか言って魚釣りに行ったりしてました。
まぁ、その時なんかは本当に幸せだったんだよなぁ~って今になって思います。
そうですか、唯一の親友を亡くされたんですか。
辛かったでしょうね。
私はKINACOさんほど、強くないのでしょう。
私なら、誰かに居て欲しいって思ってしまうかもしれません。
出来れば私も、京葉ガスの集金の方にでも孤独感を癒せられるようになりたいと思ってます。
そっちのほうがよっぽどの労力がいる。
さあ、どうだ独りだぞ!って思っても、
電気を引いてりゃ、九電が集金に「こんちわぁ」ってくるのだ。
じゃあ、薪にすっぞ!って思っても、どんな山でも登記されてて、
自分の土地じゃない。
自分の土地にしていたって、相続税払いに、山を下んなきゃなんない。
しょせん、孤独なんて、孤独になってるつもりで、ありえない。
と、この頃思うよ。
「ちょっと、孤独って趣味、してきます!」「ああ、そう?いってらっしゃい。」
って感じかも。私に孤独は。
親友って呼べる唯一の人が死に、家族が続々と死に、
だからって誰かにいて欲しいと望みもしなくっても、なんだか独りじゃなかった。
独りになるほうが、難しいんだなって、近頃思うよ。
煩悩だらけだし。