「祇園祭の宵山で」
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/06/01 04:56:41
スパイク打って着地して
なんで こんなときに骨折なん?
骨折じゃなくて 捻挫?
でもなくて 靭帯損傷?
へぇ 靭帯
でもなんで こんなときに
いっしょについてきてくれるんやろ
思うけど 恥ずかしくて聞けない
歩きにくいだろうに ぜったい
松葉杖なんか ついて
有名な長刀鉾の横 通る
コンチキチンの 鐘の音
高いねカキ氷 このカップで500円
でも買うの? お祭りだから?
1つのカップで いっしょに食べるの
そういえば つないでた手が汗でベトベト
おたがいに ぬぐったりして
くすぐったい 祇園祭の宵山で
コンチキチンの 鐘の音
河原町 自動車規制の歩行者天国
いっぱいいるね 浴衣の人
ごめんね 浴衣じゃなくて
持ってないの なんだか着れなくて
でも 歩きにくいからいいやん
きっとね 似合わないから
ごまかして コンチキチンの鐘の音
等間隔に 二人連れが並んでる
ほう これが有名な鴨川の
すわってみる? すわってみない
まだ そんな仲でもないよね
顔が ほてってくるような
むこうでなんか 盛り上がってる
見に行く? 行かないの そう
なんだろね あの人たち
たのしそうだけれども入っていけそうにないね
ふたりで歩く ぽくぽく歩く
怪我した足は ドッタンドッタン大変そう
肩かそうか なんとなく
でもまだ そんな仲でもないか
ふたりで歩く コンチキチンの宵山で




























複雑なリズムでいいんですよ。きっと。
ジャズみたいな。
いいところでユニゾンみたいになれれば。
気持ちいいかも。
それでも、みつけるのはムズカシイ~。
そのリズムが合う人を見つけるのが難しいのですよねぇ~。。。
あえなく消え去っていったものですけど。
調和する瞬間も、あったのかな。
気持ちには、時間差があります。それもリズムかぁ…。
で、いろんなリズムのなかで生きてるわけですけど。
だから不確かな足取りだって何かとふと調和したりする。
そういうのはしあわせですねぇ。