Nicotto Town


よかろうもん♪


心配

ご本人曰くの辛口ブログでお馴染の、招き猫さんが「心配」について書いていた。

本当に心配している時は、気の利いたことなんてできやしない。
オロオロするのが関の山だというようなことを、自虐的に書いておられた。

たしかに、心配というのは心から湧き出すもので、構えてするものではない。

今日、お出かけで立ち寄ったスーパーで、レジのあと荷物をまとめていたら
同じ台で、初老のご夫婦も沢山のお買い物をまとめていらした。

急に、奥さんの方の声が聞こえてきた。

「重うなったら、私が持つけん。」

あれ?通常と逆のことのような気がするぞ?
博多弁特有の、ちょっと強い語調で、キッパリと言ってのける奥さん。
ご主人の方は、これもテキパキと元気に動いて、荷物をまとめたりカートを運ぼうとしたりする様子。
弱そうには見えなかったのだが・・・・そうか・・・・
ちょっと太めの、そのご主人は、きっと倒れたり回復したりの歴史を背負っていらっしゃるのだ。

いかにも優しい気づかいと周囲にわかるような様子は微塵も無いが、確かに彼女は彼を心配し気遣っている。
彼も、彼女に感謝している気持ちや、自分のために彼女に無理をさせているのじゃないかという心配を
無言で日常的な動きをしながら、背中で語っていた。
戦友と言えるような関係なんだろうな・・・・

なんとなく、ホロリとしながらバス停へ向かっていたら

居酒屋らしきお店の入り口に、1メートル足らずの、そこそこ大きな木札が立て掛けてある。
普通は準備中とでも書かれているべきものなのだろうが・・・

「がんばって仕込み中」

と、墨痕鮮やかに書かれていた。
これも、なかなか面白いよねぇと、ニヤリとしながら
一体、どんな頑張り方をしているんだろうと、ちょっと心配になったw

アバター
2010/06/11 08:01
うん、それは当たってると思う。
ある意味、頑張ってる本人より、見守る側の方が
厳しい我慢が必要だったりします。

代わってあげられないという、申し訳ないような気持ちと
何も出来ない自分への腹立たしさもあるしね・・・
それを、誰かのせいにしようとすれば
間違った苛立ちを爆発させる人も現れるんでしょうねぇ^^;
アバター
2010/06/11 07:47
心配して
ずっと見守っているって言う状態は
自分ががんばって乗り越えるより
ずっとシンドイよなぁ

それが出来ずにモンスタ化しているのが
今の親なのかも?と思う
今日この頃
アバター
2010/06/10 17:42
>みっきーーさん
奥さんの方がね「しんどかったら、タクシーで帰ったっちゃ良かとやけん。」って言ってました。
小奇麗にはしてらしたけど、特別裕福と言う感じでもなかったので
タクシー代は、そこそこいたいはずなんですけどね。
お年寄りが便利にお買い物できるシステムが、もっと普及しても良いのかもしれません。

ただの「準備中」の看板を、上手にキャッチに使ってますよね?
気になって、開店時間に出直す人もいるんじゃないかな?w

>おおくま ねこさん
本当にねぇ・・・・できることなんて、わずかなことなんです。
何もできない場合がほとんど。
だからこそ、心を傾けるくらいしかなくて、心配をするってことになってしまいます。

「代わってあげられない」状態の時に
それでも気になって、止むに止まれず心配したり
ただただ、応援したりね。

なんの足しにもならないはずの、その気持ちが
大きな力と感じられたりもするんだけどね^^

いやぁ・・・どんだけ額に汗して頑張ってるんだろう?って、想像しちゃいますよね?
アバター
2010/06/10 17:33
>黒猫手毬さん
心配の仕方や、その表現の仕方にも違いはありますよね。
たしかに、個人差だけではなく、男女差というのもあるかもしれません。

相手の立場で考えるからこそ、自分にできることの少なさに
ちょっとした焦燥感を伴うのが、心配だったりもします。

格好良く、心配した風のことをされると恩着せがましいと感じてしまったりするのは
本当に心配して、あれこれ思い悩んでいる時には、最善をつくして
後々良くなることをしてあげることが出来たとしても
そんなに、格好良く出来るもんじゃないって、経験的にわかっているからでしょうね。

あの、お嬢さんは、これから色んな洗礼を受けることになるでしょう。
彼女に対してだって、ここぞという時に持ち出そうと隠されていたネタは、山ほどあるはずなんです。
鬼の首をとったような表情は、当分できなくなるだろうなぁ・・・

>招き猫さん
その台詞、すでに何度も聞いてますが?w
ちっとも自分勝手な様子にには見えませんけど?

だからね、心配って格好良くするもんじゃないと思います。
自然に湧いて出るから、そのまんま不器用。
その老夫婦だってね、彼らの歴史を思わなければ、なんだか妙な雰囲気の
おかしな夫婦にしか見えないと思うんですよ。

誰かのためと決めて、構えて心配するわけじゃないので
いつも、おろおろするのが先行してしまいますよね。
アバター
2010/06/10 11:40
何もしてあげられないから「心」を配るしかない、それが心配なのかな……

たとえば体の具合が悪くて「痛い、痛い」って訴えられても、直してあげることはできないし、ほんと心配してあげるしかないよね。
心配する方も心配される方も、時としては切ないね。

それにしてもがんばって仕込みしている居酒屋さん、なんだかありがたくなっちゃいますよね。
おいしそうって期待も高まるかもw
アバター
2010/06/09 22:56
最近は近くにお店が無くて、買い物に行けないおとしよりがふえているとか?
2人で労わりながらお買い物できるって素敵でだな~と思いました。

面白いですね
気になって行ってみたくなるかも^^
アバター
2010/06/09 17:51
そんな風に、自然に阿吽の呼吸で気遣えればいいんでしょうねぇ。
アタシには無理ですばい。
すべき事をやってなかったり、余計な事をしていたりのどちらか。

そもそも、自分が心配すべき相手なのかもわからんとです。
まだまだ修行が足りんということでしょう。

あ~~っ、もう心配なんかしないんだ。
自分勝手に生きてやるわっ、ケッ。
アバター
2010/06/09 15:10
男性って、心配しても顔に出してはいけないとか、いわゆるプライドがあって
つい不器用になっていくんでしょうね。
自分が思い描いた通り、物事が進まないと、パニックになったり
そんな人が多いように思います。(わたしだけ?)

女性は心配すると同時に、こうなったらこうするか、などと頭の中で
考えている気がするんです。
ああならないといいんだけど、ああなったら、これしかないか。
これはいやだな。ああ。。などなど。。。^^;(わたしだけ?)

一生懸命に相手を想う気持ち
が、嬉しいんでしょうね。

はてさて、無謀な大きなお嬢さんは大丈夫かしらね。。



カテゴリ

>>カテゴリ一覧を開く


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.