Nicotto Town


ひまわり畑を眺める一匹猫


無題

妻を失って、これで3度目だろうか。

ヤツが来るのは。

妻の四十九日法要が終わった頃、初めて来やがった。

ヤツが来ると、夜は殆ど朝方まで起きているようになる。

そして食事ができなくなる。


初めての時は、ただ妻がかわいそうで、かわいそうで

自分が代わってあげられたらと思っていた。

もしも許されるのなら、妻の所へ行きたかった。

私が生きる事を選んだのは、ただ息子のおかげだったんだ。

この先、自分は息子のためだけに生きようって思えた。

私は息子に救われた。


2度目は、それからちょうど一年後くらい。

妻のために祈り、息子のために生きる自分。

他になにをするのも許されなくなったようで

今度はそんな自分がかわいそうで、かわいそうで

その時、本当に偶然に、一生背負う重荷を持った人が

私の目の前に現れた。

私はその人と、ほんの少し傷を舐めあい、癒された。

私は旅人に救われた。


そして3度目だ。

今度は何を哀れみ、恐れ、忌み嫌うために

ヤツがやって来たのだろうか?

それすらもわかんねえ。

ただ

今度は自分の前に、誰も救いは現れないような気がする。

つまりは

今度こそ、自分自身で決着を付けなきゃならんのだろう。

来やがれ、コノヤロウ。

オレはまだ生きるんだっ。

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2010/06/21 12:44
黒猫手毬さん
他の人には言えても、自分では出来ないんですよ、ワタシ。。。
頭ではわかっていても、心でわかってないんですな。
嗚呼、矛盾やなぁ。

体力、回復しましたか?
ゆっくり休んでから、歩き出しましょうね。
私もそうします。
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2010/06/21 01:32
こんばんは。

ちょっと体力低下中で^^;寝てばかりなのですが。

それはさておき
少し、お元気になられたようですね。

かのとさんのお返事は、ご自身にも、と思います。

ひまわりさんとは別の意味で
違うかたちで好きな人が現れるかもしれません。
人とは不思議なものです。
絶対にない
とは、自分で思っているほど絶対ではないのですから。

生きていくのは大変だから
もっと自分を緩くしてあげてもよいのです。

たとえば、わたしが死んで、連れが
再婚しても、わたしを忘れても
幸せであるのなら、
それでいいなぁと思えるんです。

一番は遺された人が幸せであってくれることなんです。

これから招きさんの先にも
いっぱい出会いがあって
きっと。
それを、流れにまかせてみてはいかがでしょうか。

人は、亡くなった人に生かされている。
生きれば生きるほど
亡くなった人を抱えつつ
出会いを重ねていくものです。

出会う人も抱えているのです。
生きるとは
そういうことなのかもしれません。

まだ、辛いなら、そんな時期なんです。
無理をすることはありませんよ。

優しい記憶は
やがて、生きていく糧となってくれますから。
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2010/06/19 11:18
かのと。さん
そうですか、お辛かった事でしょう。
これから訪れるであろう幸せを、病気と言う悪魔が連れ去ってしまう。
それよりも、逝ってしまった方の運命を想うと、涙が出てしまいますね。

きっとですね、今の彼氏さんを亡くなった彼氏さんが遭わせてくれたんじゃないかと思うんです。
かのと。さんが淋しがっているからって
この男ならって
だから前の彼氏さんの分まで、今の彼氏さんと
思い出をたくさん作って
何でも言い合って
喧嘩もたくさんして
幸せになる事が、前の彼氏さんへの供養になると思います。
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2010/06/19 11:11
ユミ丁稚さん
辛いですけどね。
辛い辛い言って生きていられないので。
美味しいものを食べたり、魚釣りをしたり
楽しい事をしながら生きてゆきます。
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2010/06/18 16:15
歩き出せそうなら、それはよかったよかった~^^

私は、4年半前に、付き合っていた人と死別しました。
招き猫さんとは違い、結婚はまだだったし、
子供もいませんでしたが。


そして一年前に、今の彼に「付き合って」と言われて、
お付き合いを始めました。

ずっと魂抜けたような状態だった私に、付き合って、というなんて
なんてチャレンジャーなんだ・・・とびっくりしましたが^^;

前彼のことは、今でも思い出します。
いい人だったなぁ~天国で幸せに暮らしてるかな~と。
忘れることは無いと思います。

いろんな状況と考え方がありますが、
こんな人もいます。ってことで。^^
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2010/06/17 22:48
辛いだろうなぁ。本当に辛いだろうなと思うんよ。
あんたの心を思うと涙が出そうになるよ。
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2010/06/17 22:12
かのと。さん
>「想わないといけないから、想う」
それは断言できますが、ありえません。
もしも、そのように思えたのなら、こんな風に悩む事は無いでしょう。
恐らく私は、、自分の一生の中で妻を想い続ける自信があります。
妻は私と息子の記憶の中で、この先もずっとずっと生き続けます。

ここの所、色々考えた末気付いたのは
私は自分の運命や境遇に嘆いているのかもしれません。
まぁ、ちょっと休ませていただいたので、そろそろまた歩き出そうと思います。
かのと。さん、たくさんの励ましのお言葉、ありがとうございました。。。
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2010/06/17 22:02
ユミ丁稚さん
それは良かったですねぇ。
私は自分の運命が大嫌いです。
嫌いな運命の中を、どうやって笑いながら泳いでゆくか。
そればかり考えています。
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2010/06/17 16:36
頑張ってきた自分をゆるめて、
気晴らしすることだけ、
考えてみたらどうでしょうか^^

「奥さんを、自然に想ってしまう」
のではなく、
「想わないといけないから、想う」
になっているような気がします。

「想う」ことを、ひと休みして、
自分が元気になりそうなこと、に、
集中してみては。。?
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2010/06/17 02:05
 σ(^-^)は最近まで自分で自分のことが嫌いでした。
これはもう父方の血を引き継いでいることから来る自分自身の性格、人となりが嫌いでした。

ここ2年くらいでしょうか、私も少しはいいとこともあるなぁと思うようになったのは。
とはいえ、まだまだ最低ですけれど。

 私だって取りあえずあと10年は生きるんだい!!!
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2010/06/15 01:51
ユミ丁稚さん
自分で自分の嫌いな部分って無い?
それとも自分大好き?
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2010/06/15 01:36
 うん?(・.・) 自分で自分が許せないのですか?

あえて具体的に聞いてみる。
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2010/06/15 01:14
ユミ丁稚さん
罪言うよりも、自分で自分が許せない。
それだけです。
人は人だし、自分は自分。
だから人を羨む様になってしまった自分を責めてしまっているだけです。
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2010/06/15 01:05
今までの自分を認めた上で、新しい扉を開くことって、そんなに罪の意識がいるのかな?
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2010/06/15 00:56
マーメイドさん
そうですか・・・。
お子様を・・・。
恐らくは、身を切られる想いだったでしょうね。
私も、もしも今、息子の身に何かあったら・・・と思うと

いずれ、お話できたらいいですね。
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2010/06/15 00:54
黒猫手毬さん
私もですね、なるべく夜に考えない努力をしております。
考えたり、悩んだりするのは、なるべく広い場所でお日様の下で・・・と。

ただ、今は出かけるにも少しばかり気合が必要です。
なかなか腰が重たくて、立ち上がれません。
いかんせん、ヤツが来ておりますゆえ・・・。

しかしまぁ、以前の2度がそうであったように、いずれは立ち上がるはずです。
誰の助けは無くとも、きっと立ち上がりますよ。

現在は、ただ自分のエゴというか、わがままと言うか
妻と言う存在だけを見つめて生きてゆく事が、自分にとっての足かせに思えて来てしまった。
例えば、他の女性を愛してはいけないのか?
もう存在しなくなってしまった妻だけを想い、それにすがるようにしか生きれないのか?
今までは、それでもいいと思っていたんです。
そう信じていたんです。

ここの所、それに限界を感じてきました。
それぞれに愛する人を得る人々
恋を楽しむ人々。
私にはそれを行う権利が無いのか・・・。
そう思うと淋しくて、悲しくて、残りに人生に希望や自信が持てなくなってきているようです。

それも時間が解決してくれると思います。
自分にはそれしかありませんから。
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2010/06/15 00:40
としすけまんさん
そうですか、同じような体験をされているんですね。
少なからずそれぞれの事情があり、同じような体験も感じ方が違うと思います。

私の場合は、生まれてから両親と離れて暮らしたんですね。
私を育ててくれたのは、祖母でした。
小さな頃から祖母と2人暮らしでしたから、家庭を作る事が私の夢だったんです。
そして妻と出会い、子供も生まれ、私にとっての待望の家族ができたんですね。
しかし、息子が4歳になった年に妻を失いました。
妻と結婚して、12年が経った年でした。

私は他の人よりも、家族への想いは大きいと思っています。
せっかく出来た自分の家族を、運命によって失ってしまいました。
何故、彼女が選ばれてしまったのか、私の妻が選ばれてしまったのか。
それが無念でなりません。
勿論、私はこの苦境に耐えて生きねばなりません。
私と同じように、母の愛を得られない息子と共に
残りの人生を生きてゆきます。
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2010/06/13 21:22
一度お話ししませんか?
私も最愛の息子を旅立たせて早9年・・・ 何度かありましたよ そんなとき
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2010/06/12 14:42
人は記憶の中でもう一度生きると言われています。

本当にそう思う。

招きさん、たぶん生い立ちも含めて、ひまわりさんをどれだけ愛していたか
無二の存在であったのか、ものすごくよくわかるんです。

命日は近づいてくると生木を裂く想いが甦ってこられるのですね。
心というのは、聞きわけのない、強情な生き物です。
一つのことに囚われると、なかなか放してはくれません。

まだ三年と思いましょう。
泣いてもいいし、ちょっと出しではなく、目が腫れるくらいに。
自分が思っている以上に、心が疲れているのです。

その場に籠ることなく
釣りに行ったり、キアヌ君を連れて、たとえば、お遍路とか^^;
行ったことないけれど、心が落ち着くそうです。
無理矢理でも予定を入れてください。

もちろん、カウンセリングなんかもいいかもしれません。
抵抗があるだろうけど、ダメ元でも。

そして報告しましょう。
ひまわりさんに。
現実にはいないけれど
ちゃんと応えてくれるでしょう。

招きさんの心の中にちゃんと住んでいるんですものね。
幸せだった日々の記憶が
寂しさを呼び起こすだけかもしれませんが
今は。

哀し愛された記憶は、いつかは生きる支えとなるものです。

本当の意味で知らない人も、実はたくさんいるんですもの。

そんな人に出会えたこと。
独りの人間におきた奇跡みたいな感情。
そんな喜びも
別れとペアなのが宿命です。

とりあえず、外に出ましょう。
天気のいい日は。
自然の多い所がいいかもしれません。

そうやって気付けば、きっと彼女は傍にいる。
招きさんの心に腰掛けて
ああ。。なにやってんのかしら。
などと呟きながら、微笑みかけてくれる。

もう少し時間が必要ですよね。
だから、無理やでもキアヌ君と出かけましょう。

梅雨間近の晴天ですよ。
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2010/06/12 14:24
うん、強くならねばいかん・・・

かつて、僕も最愛の者を亡くして、最悪の時代がありました。

だまっていても、自然に目から熱いものがこみ上げて来る。拭っても、拭っても、後から、後から溢れてくる。

胸がつかえ、苦しくなり、また・・・溢れては、こぼれ落ちる。そんな時代でした・・・・

一筋の光が差し込んだのは、ある日の朝、自分の姿、顔を鏡でマジマジと見た時(ひどいな・・・)と、思った。

(これじゃ、まるで・・・・・)自分の存在を知った。自分は生きていると知った。それまでは、悲しみが勝っていて、

それすら分からなかった。

自分しかない。強くなるしかない。子供さんの為にも、強くなってください。

そして、将来、必ず息子さんから・ひまわりさんから感謝される日がきますから。

頑張れ!招き猫さん
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2010/06/12 01:09
さぶちゃん
このたった一つの武器もですね
今の自分には効力が発揮できないんですよ。
もっと実体化されているものでないと、見えないし、聞こえなくなっとる。
困ったモンです。
今必要なのは、はっきりとした存在の救世主なのでしょうが
そんなに都合よく現れるはずもなく・・・。
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2010/06/12 01:05
かのと。さん
力強いのは、ほぼ間違いなくから元気です。
実態は、もう弱音吐きまくりですから・・・。

生きてゆく理由は、今となってはたった一つしかありません。
そのたった一つで生きねばならんのが、しんどいんですわ。。。
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2010/06/12 01:02
魔女姉さん
正直、今ちょっとしんどいわ。
ちょっとした事ですぐにイラっと来ちゃって
夜は眠れないし、メシは食えないし、朝は来るし
そしてそれでもやたらとひと恋しい。
誰かに話せば、少しはすっきりするのでしょうね。
しかしながら、誰に話せばいいものやら・・・
アバター
2010/06/11 22:47
手に持っているその花がきっと武器になるのです。
武器と言っても実際に戦うかは別として。
目に見える誰かは現われないかもしれないけれど
パワーを送ってくれてる人がきっといますよね。
アバター
2010/06/11 20:19
オレはまだ生きるんだっ

の言葉が、力強い。

ちょっと早く旅立った奥さんの分まで。
生きなければ。
生きているのだから、生きなければ。なのですね。
アバター
2010/06/11 09:38
あ~~ら、魔法を忘れた魔女に、魔法を思い出すヒントになるブログを
たくさん書いてくれていると、楽しみにしてるんですが?
こんな魔女もどきでは、あんまり、切羽詰ってないですか・・・・そうですか・・・
お役に立てなくてすみません。

そいつの鎌に、光沢が出て格好良いですよ^^って蜂蜜塗ってあげてください。
もう、来たくなくなるから。



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