ドラマ【絶対零度】【ジェネラルルージュの凱旋】
- カテゴリ:テレビ
- 2010/06/16 00:29:30
【あらすじ】1年前、大学講師の浅井が研究室で撲殺され、現場にいたバーの店員・広田が逃げようとして階段から転落死した事件の凶器が、現場から離れた川で発見され、再捜査されることになった。泉たちは大学の関係者に事情聴取していくが、浅井の評判はかなり悪く、後輩の論文を盗用したとか、同じ研究室のスタッフを脅迫していたなどの情報が入る。中でも助教の樋口瑤子は、園田教授との不倫を知られ300万強請り取られたらしい。研究室を調べた結果、浅井が仕掛けたと思われる盗聴器が出てきた。
【感想】うーん、この場合どうなるんでしょうね。アルツハイマーなので犯行は全然覚えていないけど、浅井を殺した時というか、その時々は一応社会人としての責任や義務はわかるわけで。それともあれなのかな、アルツハイマーだとそういう部分まで曖昧になっちゃうのかしら。判断力の低下とか、ボケる前まで常識だと思って守っていたことすら、忘れてしまうのかしら。それだともう障害と同じだから、立件しても罪に問えないだろうなぁ…。今回ちょっと感動したのは、瑤子が罪をかぶるため、園田のメモ帳の自分のページを悪い人っぽく書き換え、園田が書いていた大変好意的な内容のページを破り捨てたとこ。今まで築いてきた厚い師弟関係や、彼女の過去そのものを、園田のために破り捨てた、象徴的なシーンでした。
【あらすじ】東城医大の救命センターに、速水と佐々木が救急車で搬送されてくる。腹部をナイフで刺された佐々木は、死亡が確認された。速水は混濁した意識の中で、「佐々木を殺したのは自分かもしれない」などと口走った。治療後、速水は意識を取り戻すが、佐々木に呼び出され、寺内を殺し自殺しようとしたができないので殺してくれと頼まれ、ナイフを受け取り投げ捨てたところまでは覚えていたが、倒れたショックのせいでその後の記憶が曖昧になっていた。一方、以前白鳥が鴨志田を調べるため訪れたバーのママ・彩子が頭部を打って意識不明で救命センターに運ばれてくるが、意識が回復した彼女は東城医大病院だけはいやだと興奮して暴れる。
【感想】前回の後半、驚異的なスピードでストーリーが進みましたが、今回は前回提示された謎に丁寧に回答を導き出していました。まだ謎の部分もありますが。やはり寺内にトドメを刺したのは佐々木ではなく、ただ殺したと思い込んでいただけで、佐々木を刺したのも速水ではありませんでしたね。速水の証言を全面的に信じるならばの話ですが、自分で余命が僅かとわかっている人間が、そんな嘘をつくとは考えづらいので、まぁ真実でしょう。そして最後に速水が思い出した、「佐々木さん」と呼びかける声と、花房の顔。でもすでにその時佐々木は殺されていたので、自分が殺した人間にのんびり声をかける人もあまりいないでしょうし、まだ最終回を残しているので花房が真犯人とは思えません。恐らく速水が佐々木から呼び出されたことに気づいた花房が、心配になって様子を見に行ったというのがオチでしょう。それならば誰が寺内と佐々木を殺した真犯人なのか。鴨志田とその秘書はとても怪しいですが、彼らって医学的な知識ありましたっけ。佐々木はともかく寺内を殺した犯人は、医学的な知識のある人物ですから、やはり真犯人は病院側の人間のような気がするんですよねぇ。しかし、速水は思ったより病状が進んでいて、いつ死んでもおかしくないような感じですね…。脳腫瘍ってことになるのかな。意外と普通の病気でした。あのぶどうジュースにはちょっと驚いたぞ。トマトジュースかな。今回彩子の話が挿入されてましたが、そちらで思ったことはただ1つ、15年前に日本にトリアージって普通に導入されてたの?ってことぐらいですね。あと、田口が単なるいい人ってだけでなく、いろいろ経験して医者として成長してるんだなっていうのがわかりましたね。
最終回もあっと言わせるようなネタが仕込まれているのを期待しています。
それが凱旋というタイトルにつながるかどうかはわかりませんが…。
ひょっとしたらジェネラルにかけて凱旋ってだけかもしれませんし(;^ω^)
「凱旋」はメディカル・アソート社との救命センターのセンター長として就任する(予定)が
凱旋なのでしょうか?
それとも、この後何かもうひと驚きがまっているのでしょうか?
女優ライトでいろいろ隠す人が多い中、
ある意味体当たりの演技でしたね。
まぁドーランくらいは塗ってるのかもしれませんが…
しかし、何故タイトルが「凱旋」なのでしょうね。
死にそうな速水がこれから凱旋をするとは思えない…
でも、タイトルの意味がラストで納得いくようなものではないかと
ちょっぴり期待していたりします。
最後の後ろ姿、、、背中で演技をするとゆーかやはりベテランは違うなーと変なトコに感心。。。
速水先生ラスト死なないでーと思ってしまいました。
私も花房がポケットから何か出そうとした時に勘違いしてました(笑)
でも東城医大、もう犯人を出すことは病院の存続が・・・・
そんな理由で秘書?なーんてwww
速水の場合、リンパ腫からの転移らしいけど。
まぁ要は癌なんだろうから、ストレスとかよくなさそうだね。
速水らしくなくなるほど弱ってたと
リンパって実はそんなに急所なのね
高熱が続き原因がわからないので、手術で切除したという経験があり、
今でもその跡がわずかに首に残っているのですが、それを思い出しました。
私の場合、切除したら熱も下がり、1ヶ月くらいで退院できたのですが、
その後1年余りは1週間に1度くらい微熱が出て学校を休んでました。
今思えば結構命に関わる病気だったのかなぁと…。
花房が速水に何かしようとしていたのは私も気になりました。
ポケットから何か出そうとしていたのを見て、つい殺される!と思ってしまいましたw
ミステリーファンの悪い癖…。
花房が速水に何かを渡そうとしていたのも気になりますね。
悪性リンパ種の脳の転移なんて。。やはり助からないのでしょうか。。
田口先生の成長もそうだけど色々なものを背負って生きてきた速水の
心情が今回良く分かりましたね。
彩子の悔しさもちょっと泣けました;
あと速水がぜんそく持ちだったこともちょっと意外で、
自分が何を投薬されてるのか確認しないで発作が出ちゃったのも
速水らしくないなと思った。
病人なのにベッドでみんなに指示しているのがウケタ
ジュースは巨峰とリンゴを混ぜたような色だったね