Nicotto Town


およよ・れおポン


「いかくん」とは言わない。

はやぶさは、いつのまにかはやぶさ君と呼ばれるようになっていたのだが、そうした知名度とは裏腹に、宇宙開発の情報は少ない。

特に、僕のように、「専門的な情報が欲しいけれども、初歩的解説であってほしい」という需要にこたえてくれる物は少ない。

図書館などで専門分野を探すと、どうやっても理解できない専門書がでてくる。

一般書では、話し言葉としてつじつまが合っていても、実は科学や工学としては不正確だ。

子供向けは、良書があったりもするが、僕にとっては、過去に読んだ内容とほぼ同じだ。

結局、ニュートン別冊あたりが、僕の読む本なのだろうか。


そんな状況の中で、読売新聞の記事の中で、ちょっと驚く記事を読んだ。

はやぶさは帰還するまでに多くの機器が故障した。
そこで『太陽電池パネルに受ける光圧で機体を安定させた』と言うのである。

かなりびっくりだ。

光子帆船はちょうど今、実証試験機イカロスが宇宙を飛んでいる最中だ。

そうした実験以前に、すでにはやぶさは太陽電池パネルを帆の代用にして、光子帆船としての飛行をしたというのだろうか?

驚くべきことだ。
すでに実用になる航法が確立しているのか。

はやぶさがイオンエンジンとスイングバイの併用という宇宙航法を成功させて、さらに、補助的だが光子帆船としての実験までしてしまった訳だ。

これで、イカロスが本格的に光子帆船として実証試験を成功させると、これは宇宙開発としては凄いことになる。

宇宙での航法が進歩した。

そこに、日本の存在価値が増したのだ。

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