週末・NHKニュースで
- カテゴリ:日記
- 2010/06/28 16:29:00
以前に 子猫の里親捜しをしていた友達の話をここでしましたが
週末、ちょっと疲れていた私がtwitterをみたとき、
今度は彼女は こんなつぶやきを 流していました。
「NHKのニュースで痙攣性発声障害(SD)についてやっていました
この病気の原因が一日も早く解明されますように!」
友達は いろんな人(や動物)の痛みに敏感な人だから
もしも 個人的に知らなくても ニュースを見て心痛めてくれただろうけど
でもこれは、わたしのためだ・・・・
そう思いました。
嬉しかった。
そのニュースは知らなかったので、あとからNHKオンラインで確かめました。
わたしがこの病気と診断されて、早7年の月日がたちました。
まだまだ認知度の低いこの病気が
ようやく全国ニュースでとりあげられるようになったのか・・
全国で2000名と言われる患者総数も
わたしのように患者会には参加していない人や
正しく診断されていない人を含めたら
きっともっと多いのでしょう。
ニュースにとりあげられた事も ほんとうに感慨深かったけど
何より 友達が、きっと
「Noelleさんの病気だ!」と思って関心を持って見てくれたこと、
それを、twitterでより多くの人達に向けて 発信してくれたことは
本当に嬉しかったです。
知ろうとすること
それって愛情に根ざした あたたかい関心だから。
たぶん、彼女が理解するより遙かに 私を元気づけてくれたのです。
少し話はひろがりますが
こういうRare disorderや病気だけでなく、
「あまり知られていないこと」や「少数派であること」
で、人から誤解を受けたり、生きづらかったりする事って
いくつもあると思います。
説明しても 余計に誤解を生む場合もあるし
見当違いの同情だけを買う場合も
また逆に怖がられたり そうかと思うと、説教されたり。
私は自分の病気については極力隠さずに 説明したりするんだけど
それでも はなから相手が自説を曲げず、
きめつけてきたり、
まとはずれの善意の精神的暴力を(本人はそうは思っていなくとも)
ふるってこられることも経験します。
きめつけたり、認めようとしない人達の多くは
おそらく、知らないこと・病気にたいする恐怖心があるからだと
私は思います。
そう思えば、かなりの不愉快な思いはしても
赦す気持ちになれますが(^^)
きっと、同じようなことが いろんなジャンルの「少数派」に対して
おきているんだろうな、って推察します。
好奇心ではなく
思いやりと愛情に根ざしたあたたかい関心をもって
多数派の人が少数派の痛みを知ろう、理解しようとすることで
世界は随分暮らしやすくなるのではないか
そんなことを思いめぐらした 週末でした(^^)
そのお医者さんはアレルギーに関しては東洋医学西洋医学 どちらも認定医で
心療内科も認定とってらしたけど
音声は専門じゃなかったし。
長い時間とお金をかけてアレルギー治療に通っていたけど
この一件で 行くのをやめちゃった(^^; よそを、探そうって。
偏見も少なくなると思う
ある程度は義務教育に織り込むことも
本当に必要だよね
無造さん、真摯な意見、ありがとね(^^)
そうなのよ、多動症とか、アイデンティティにかかわる問題とか。
私自身はそういう障害、持っていないけど
(せいぜいアレルギーとジストニアぐらい)
外からみたイメージと自分の内部のギャップ、
誤解されやすい、という点では少しはわかる気がする
また、病気だとおもわれていたことが
実は「治すべきもの」なのかどうか、という議論もあってしかるべきだと思うわ
長らくSDは精神疾患のひとつ(ヒステリー性のもの)と
70年代までは思われていて
今はそうではないことが医学ではっきりしてきた
なのに、古い知識しかない専門家=耳鼻咽喉科の医者たちは
いまだに精神的なものだと勘違いしているしね
現実に名医と呼ばれる先生からそう言われて
あきれた経験があります。
SDの権威とも呼ばれる先生を探し当てて 正しい診断がつけられた私は
恵まれていると思う・・長くなっちゃった(^^;
実は病気(障害)であったということがたくさん判明してきています。
よいことだと思います。
社会的に、もっといろんな病気について人々は知るべきで、
ある程度義務教育に織り込んでもいいと思うのですが・・・
twitterやっている友達が、ほかのインターネットツールとちがって
基本は人の善意を前提にしたツールだと言ってたけど
使い方はやはり そのひとらしさが でるよね・・・
そうなのよねー
好奇心や偽善から来る 「優しそうな言葉」「配慮らしきもの」
は、面と向かって反駁出来ない分、暴力的だと思うわ
そうそう、すぐにどちらかが正しいと白黒つけたがる人もいるけど
「違いをみとめる」「尊重する」ってことを学ばない社会は
社会として大人ではない、成熟していないって思うよ(^^)
ゆるやかに 受け入れあう世界を 実現させたいねえ
まずは 自分のまわりから。できるところから。
お友達の深い思いやりの心が見られる発言のように感じるわ。
>好奇心ではなく
>思いやりと愛情に根ざしたあたたかい関心をもって
>多数派の人が少数派の痛みを知ろう、理解しようとすることで
>世界は随分暮らしやすくなるのではないか
好奇心や偽善からくる「優しそうな言葉」や「配慮らしいもの」は
人をより傷つけるのだろうね。
多数派、少数派、一般的、マイノリティー etc.
どちらが正しいとか言うのではなく
違いがあることをそのまま受け入れることも大切だと思う。
最近はTVも力を失ってきてはいるけど
ニュースや特集はまだまだ観る人がいるものね
スポンサーの影響を考えなくていい国営放送は
民放とは違う良さがあるのかも。
ネットワークの影響は大きいね
そうなのよね
被害が大きい、あるいは 「ニュースネタ」「売れる」事件だと、とりあげるけど
そうでない問題は・・・
制度ね・・・ほんとね、声をあげていけば
そういうことも可能になっていくかしらね
ありがとうね(^^)
NHK教育は比較的に個人目線で放送しているから嬉しいです
いろんな面で助けてくれる制度がはやくできるといいね