これを読めw
- カテゴリ:マンガ
- 2010/06/29 21:38:22
森薫作「乙嫁物語」 2巻
もう、何も言うまい。
幸せな時間をありがとうございました。
森薫先生。
中東の乾いた風と、遊牧民の素晴らしい装飾の数々、堪能しました。
まだ、余韻に酔っています。
遊牧民の暮らしは厳しくて、いくつかの部族は街に定住し始めた時代、まだ遊牧生活を続ける一族の娘アミルは、8歳も年下の12歳のカルルクの花嫁となる。
不器用な二人は、何気ないエピソードを重ねて、ゆっくりと絆を確かめあいます。
カルルクは12歳だけど、もう一人前の男なのですよ。
しかし、実家の一族の勝手な都合で、有無を言わさずアミルが連れ戻されそうに!
カルルクや彼の一族をはじめ、街の住人が一丸となって夜襲をかけてきた、アミルの親族に立ち向かうところは、緊張感のなかにユーモアがあって、凄惨な雰囲気がしない。
ここに、森薫さんの寄って立つ精神が垣間見えたような気がしました。
私がこの方の作品が好きな理由が、ここにあります。
少数民族の結婚しきって、早いからなあ^^;
たしかにロマンスを上手に情感たっぷりに描く作家さんですね。
絵の方も凄いんですが…たぶん少女漫画で最も描きこむ人の一人かとw
以前、中国だけど少数民族の結婚をテレビでやってた。妻は10代後半らしいけど夫はどう見ても身体の小さな中学1年生。。って感じでした(はしゃぐ姿も)。
お勧めですよ♪
この人の作品で「エマ」も、超お勧めです^^b
チェックします (。・ω・)ゞデシ!!
この話、2巻はでたとこですから、出回ってるかな?
絵の書き込みと、モノローグなしの情感表現が秀逸です。
お勧めですよ。
私のお部屋の訪問者で2人いた!
これは読まねば! さっそくブックオフに・・・