Mr カチョー
- カテゴリ：日記
- 2010/06/30 11:15:25
先日ばったりと高校の同級生と出会った。
仲が良かったわけでもないので申し訳ないが
名前が思い出せない＾＾；
カチョーと呼ばれていたのを憶えている？
課長なんだろ～か？
彼は当時何か精神的な理由でしゃべりだしの
最初の言葉が特定の音だとしゃべれなかった。
カチョーはおとなしい男子ばかりで
休憩時間もいつも座って過ごしている感じの生徒だった。
かたや私は不良ではないけど
いわゆる目立つやんちゃなグループにいた。
たぶん今思うと
体中からエネルギーを出して
なんにも臆することのない私達は彼等からは
うっとうしい、怖い存在だったかもしれない。
ひょおとすると
仲のいい男子たちが彼等をからかったり
したかもしれない。
もちろん私はいじめなんてしないし許せない！
ただ怖いもの知らずの人間の不用意な言葉は
繊細な人を傷つけたかもしれない・・・
大人になってやっと気付いた。
そんなある日授業中に隣の席のカチョーが
定期的に何かしてるのに気付いた。
何をしてるのか気になって聞いてみた。
でも突然しゃべった事のない
それもやんちゃな女子に話しかけられて
言葉がすぐに出るはずもない。
今思えばこの時点で思慮が足りない・・・
たぶんひつこく聞いたんだと思う；；；
彼は窓から見える新幹線の通過時刻をみて
○○（高校名）の時刻表を作成していた！
アクティブ高校生の私には全くない発想だった！
ある意味カルチャーショックだった！
なんちゅうおもろいやっちゃ！っと思った。
それからしばらくカチョーと私は時刻表つくりに励んだ。
ＰＣのない時代だったので
丁寧に手書きの時刻表まで作成した。
もうすぐ来るで、来るで・・・来た～！
何故かうれしかった。
２０数年の時が過ぎて
カチョーは私を憶えてくれていてに声をかけてくれた。
その声はたどたどしいものではなく
立派に中年のおとうちゃんになっていた。
きっと沢山のものを克服して
今にいたってるんだと少し胸が熱くなった。
時間の経過はあっても、思い出は昨日の出来ごとのように感じられますよね
私はまったく合えませんが皆立派な中年になっているのでしょう♪
・・・・kanさん、お名前、思い出してあげてくださいね(；＾ω＾)