お金って?②
- カテゴリ:ショッピング
- 2010/07/10 12:38:20
学校で、昔は貝がお金の代わりに、使われていた。だから、お金に関係する漢字には、貝の字か使われているものが多いと、習いました。
「買う」「貨幣」「貯金」「財産」等、一杯ありますいね。
石のお金と同様に、今も貝のお金が使われているところがある、と聞いていましたので、調べて見ました。
パプアニューギニアでは、貝が普通のお金と同等の価値を持つものとして、扱われているそうです。
<パプアニューギニア通信>
http://d.hatena.ne.jp/tama2/20060504
それにしても、マーケットで、貝のお金で買い物が出来るのは、日本人の感覚からすると、かなり不思議です。貝の流通量が増えると、貝のお金の価値が無く なってしまうのではと思うのですが、キナ(パプアの通貨)のインフレの方 が、ずっと激しいので、貝のお金の価値を、キナ換算した価値は、上昇しているのだそうです
他にも無いか、と調べてみました。パプアニューギニアでも別の島になりますが、別の貝がシェルマネーとして使われており、シェルマネー専門の銀行があるそうです。
<ココポの町から>
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/6912/money.html
私たちの住んでいるニューブリテン島のトーライ族では、シェルマネー -ShellMoney-(ナッサ貝という小粒の貝を木のツルに通したもの)が現在も使われています。トーライではシェルマネーをタブ-tabu-と言い ます。タブは普通のスーパーなどで使われるのではなく、トーライの儀式やトーライ同士のやりとり、例えば結婚式でのBridePrice日本でいう結納金 のようなものや、SchoolFee公立学校の授業料、お買い物としてはFishMarket魚市場などで使われます。
世界では、いろいろなものが残っているのですね。
考えてみれば、「ニコっとフリマ」でも、お金以前の「物々交換」ですよ。
お金って不思議・・
そして、貝にひもを通して大きな輪(ロロイ)を編み上げていくそうです。
そして、その人が亡くなったとき、そのロロイは解かれて、参列者に配られるそうです。
そうすることで、その人が生きていた証(あかし)が他の人々へ受け継がれていく、
といった考え方を持っているそうです。
感じさせられるものがありました。
じゃあ海岸は貝の奪い合いにならないのかしら?
良く拾えるところでは縄張り争いとか…。誰でも平等に拾えるのかしら。
不思議すぎます!!
それとおやすみさんの後ろの背後霊か守護霊も、すごく気になります!
そんなものがあるとは、世界は広いですね~。
どんな貝が使われているんだろうと思って見てみましたが、なんかけっこう
「普通」な感じでちょっと意外でした。
金貨やら小判やら金本位制やら・・・昔はお金そのものに価値があったのですよね。
貝だって、キレイで丈夫だから価値があったんでしょうし・・・。
今じゃ、紙幣どころかウェブマネーとか・・・お金の価値って、何なのでしょうね^^;
今でも貝=お金 として使われている国があるのですね(^^)
確かに貝という字がお金に関係する漢字に使われていますね。