遠日点/えんじつてん
- カテゴリ:日記
- 2010/07/15 23:57:25
今年の遠日点通過は7月6日だったんだそうだ。
惑星が太陽の周りを回る軌道は、楕円になっている。
その軌道の、太陽からもっとも遠い位置を「遠日点(えんじつてん)」
もっとも近い位置を「近日点(きんじつてん)」と呼ぶ。
他にも、惑星探査機などを飛ばしたとき、太陽や惑星の重力なども利用して軌道を決めるので、飛行中に太陽から遠ざかったり、近寄ったりする場合がある。
この軌道でも、「遠日点」「近日点」と呼ぶ。
現在、金星へ向かって飛行中の「あかつき」と「イカロス」は、ほぼ遠日点付近にいるらしい。
二機は、一度、太陽から遠ざかるように、地球の軌道よりも外へ向かって飛行し、太陽の重力で落ちるように金星方向へ加速するということらしい。
最近、遠日点を通過して、徐々に、太陽方向へカーブし始めたところ。
ちょうどここ数日、日暮れから夜にかけて、金星・水星・火星・土星が西に見えるそうだ。
http://www.nao.ac.jp/hoshizora/topics01.jpg
金星だけとか、水星だけではなくて、まとめて光っているのが見所。
そして、同じくらいの時間に、日本が、飛んでいる「あかつき」「イカロス」の方向へ向いている。
地球は自転しているので、毎日、くるくる、あかつきとイカロスが飛んでいる方向へ振り向いている。
http://www.nao.ac.jp/hoshizora/index.html
JAXAによると
>21時頃の東京の空ですが、「あかつき」たちはスピカとてんびん座の間にいます。
だそうです。
気が向いたら、夜空を見てください。
世界初の光子帆実証機が飛んでいます。
(見えないケドッ!!!)
このところは、夕方くらいに、日本がイカロスの方向へ向くので、通信は夕方です。
長野県の臼田パラボラアンテナが向いている方向に、イカロス君が飛んでいる。
星を見るのにいい場所を探さないとだな・・・・
未だ梅雨明けしないので、夏の夜空が程遠いですが。^^;
心の目で感じるんですね!?