トイ・ストーリー3
- カテゴリ:映画
- 2010/07/18 00:17:41
随所で評価の高かった「トイ・ストーリー3」を見てきました。
ニコッとタウンの他の方のブログも拝見しました。やはり評価高いですね。
ただ、私の評価はイマイチです。 あんまり楽しめませんでした。
(以下、ネタバレあり)
ベタ褒めしてる人はたいてい前作・前々作も見てますね。
私は見てないので、キャラクターへの思い入れがなく
その分損しているようです。
おもちゃへの愛着に関して、考えすぎではないか?という気がしました。
慣れ親しんだおもちゃとも、いつかは別れるときがきます。
大人になればおもちゃで遊ぶことはなくなります。
おもちゃとの別れは確かに悲しいことではあるのだけれど、
それは大人になるということでもあり、避けるべきことと考えたくはありません。
などとドライに考える私は大人になりすぎてるなあ・・・
要するに素直に楽しめなかったんです。
いちばん納得いかなかったのは、
おもちゃたちが保育園にいることをいやがっていたこと。
扱われ方が荒くても、おもちゃのボスに支配されていても、
遊んでくれる新しいご主人様が見つかればそれはそれで幸せなのではないでしょうか?
単に乱暴に扱われることだけが嫌だったのでしょうか。
おもちゃの幸せが何か?なんて、考えても答は出ません。
おもちゃの幸せについて考える哲学っぽい映画はあってもいいのでしょうけど、
そこまで考えて作ってる映画とは思えませんでした。
2作目、3作目はコケるケースが多いけど、
トイストーリーに関しては3作すべて成功してるようです。
単作としてあまり深く考えずに見る分には、文句のつけづらい飽きない内容でした。
内容的に4は作れないと思います。
三部作としてはこれ以上ないいい終わり方でした。
1,2を見てるなら断然おすすめですよ。
1,2ともにアンディのもとに落ち着く話のようなので、
1,2を見てる人は不自然に感じないようですね。
「はじめの数分で涙が出た」と言ってる人多数です。
私もはじめは違和感あったけど、いつの間にか普通に見られるようになりました。
「カーズ」から入れば違和感なく見られるかもしれません。
人間なら穏やかな生活を選ぶでしょうけど・・・
おもちゃはおもちゃであるために生きているのでは?と考えてしまいます。
確かに私が考えすぎなのか、思い入れがなさすぎなのかもしれません。
ルーマー・ゴッデンさんの「人形の家」ですね。探してみます。
(たぶん買わないけど)
1,2もさかのぼって見ると面白いかもしれませんね。
そして再度3を見ると今度は感動できるかも・・・
この映画の評判の良さに驚いてましたが、
踊る3の評判の悪さにも驚きましたw
あまりアメリカっぽさを感じませんでした。
主人公がカウボーイでなくても十分成立する映画です。
ザ・コーヴは見に行くのにちょっと勇気がいりますね。
大人の評判も絶賛の嵐なので、ちょっと逆風を感じてます。
むしろ子供の反応が悪いような。
たまにある「子供向けのような大人の映画」と思えばそれなりに楽しい映画です。
ただ、1,2を見てないと楽しさ半減のようだし
あまり期待しすぎるとがっかりするかもしれません。
逆に期待してなかった「ボルト」は面白かったですから、
ピクサーが好みに合わないわけではないですよ。
2作目までは楽しめたような気がします。
シリーズ物はだんだんネタがなくなってくるんですかね~。
もう第3作目になるんですね。。
4作目までいくと飽きが来るでしょうからここら辺で無理やり終わらせたんじゃないでしょうかw
見ようか見ないか迷います・・・
今回も見る気はないのですが。
TVであらすじ紹介していたとき、なんとなく腑に落ちない話だなぁと感じました。
そう思った部分は、ジェクトさんが指摘したとおりでした。
なんでもう遊んでもらえないおもちゃたちが
前のご主人のもとに戻ろうとするのかがいまいち理解できず…
(話が省略されていたせいかもしれませんが)
そうか…そう考えるのは大人のドライな考え方なのですねぇ…。
第一作からキャラクターのお顔が怖くて好きになれずにいます(´-ω-`;)
公式サイトへちょっと行ってみたんですが(やぱりお顔怖いww)
キャラクターを360度くるくる回転できるのは楽しかった(゚▽゚*)♪
バービーちゃんをくるくるストップで形の良いお尻を眺めてしまいましたww
保育園にいることを嫌がったのは自分の持ち主のアンディが、自分たちを処分するつもりではなかったことを玩具たちが自覚するからです。
もとの持ち主の記憶があるからこそ保育園での扱いが納得いかないのは仕方ないことでしょう。
だからアンディのことを知る前は年長組?なら次の生きる場所として納得できたのです。アンディとしか遊んだことが無かったわけですから、穏やかな生活を望んだとしても不思議ではないでしょう。
遊んでくれさえすればいいだろうというのは乱暴な気がしますw
多分面白いと思うには視点が違うのでしょう。玩具たちに感情移入できるかどうか。
客観的に「おもちゃには魂が無い」と思って観るのでは、きっと何も面白くないでしょうw
おもちゃが人間の見えないトコで動き出す。。。というと
子どもの頃に読んだ本「人形の家」を思い出します。
有名なイプセンのではなくて、イギリスの児童書です。
子供向けの本ではありますが、哲学的な感じです。
子どもに遊んでもらえてこそ意味があるという人形と、
誰にも触れられず大切に保管され、ただ賛美されたい人形。
どちらが幸せなのか、、、、人形にできることは、、、みたいなお話でした(要約しすぎw)
私は「ベタ褒めした前作・前々作も見た派」ですが(笑;)
確かに、キャラクターに愛着があるからこそというのもありますね。
どんなに乱暴に扱われても、~というくだりにもナットクです。
そうか、そういう見方もあるんだなーと思いました。
踊る大捜査線の方良かったかもしれませんんね。
わりと評判良く書かれていたもので。
なるほどなぁ。。
前々から思っていたのですが、主人公がカーボウィ?ですよね。
そこが米国だけやんって、気がするんです。
わたし、話題のコーヴ、観れれば行きたいと思っています。
もちろん、いろいろグチグチ言う為になんですが
日本批判のある映画こそ観ておかねば、という気持ちもあります。
ジェクトさんのおっしゃる通り、「ドライ」なのかもしれないけどw
でも、もう大人なんだから、しょうがない、よねwww
大人が映画に媚びる必要は無いので、まっとうな感想だと思われますw