Nicotto Town


およよ・れおポン


ダイソンの特許にかからないように…という妄想

ダイソンの羽根の無い扇風機、エア・マルチプライアが欲しいのだが、値段が高いので買えない。

あの扇風機の何が美しいかと言えば、多くの人は「羽根がないこと」と答えるだろうが、実はそうではない。

構造としては、円の内側に穴をあけて空気を吹き出しているのだが、この内側の局面が美しい。

飛行機の羽のようなふくらみで、円の内側が丸く盛り上がっている。

この面の丸みのおかげで、後ろの空気が円の中に吸い込まれる。

穴から吹き出す空気はそれほどの量ではないのに、豊かな風が吹くのは、この形のおかげなのだ。

まあ、一言にすれば「ベルヌーイの定理」なんだけどね。
そえが扇風機になると気がついたダイソンが偉い。

たぶん、この原理は特許を取っているはずだ。
だから、「翼断面をもった円」は、他のメーカでは作れないはずだ。

羽根が外に無い、というだけなら作れるが、それでも豊かな風が吹くというのは難しいだろう。

ダイソンのテレビCMでは、翼断面については一切語らない。
羽根が無いから、風が滑らかに吹く、としか言わない。

たぶん、使う人にとっての魅力がそこにあるからなのだが、それだけではなくて、重要な特許について知られたくないのも理由だろう。

まあ、見る人が見れば、一目で翼断面だとわかるんだけどね。

ダイソンの特許にふれずに、同じような効果が得られる形はないかな〜、と妄想してしまう。

その形が設計できたら、それも特許になるはずだ。

日本の電機メーカーも、その形が欲しいはずだ。

けっこう高値の特許になるはずなんだけどな。

きっと、とても美しい扇風機になるはずなんだけどな。

どんな形だろう。

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