ベネズエラがコロンビアに国交断交を宣言
- カテゴリ:ニュース
- 2010/07/23 19:50:45
【ニューヨーク=松尾理也】南米ベネズエラのチャベス大統領は22日、反政府ゲリラをかくまっているとの隣国コロンビア政府の主張に反発、コロンビアとの外交関係断絶を表明した。チャベス大統領は「コロンビアは戦争をあおっている」と非難しており、両国間で緊張が高まっている。
コロンビア政府は同日、米ワシントンで開かれた米州機構(OAS)会合で、左翼武装組織コロンビア革命軍(FARC)のゲリラら1500人がベネズエラ国内に潜伏していると主張。多数の航空写真やビデオ、地図、証言などを提示し、第三者による立ち入り調査を認めるよう、ベネズエラ側に迫った。
これに対し、反米強硬派のチャベス大統領は写真をでっち上げと主張するとともに、ベネズエラが主導する地域統合の試みを妨げようとする米国の陰謀だと述べた。
チャベス大統領はベネズエラの在コロンビア大使館の閉鎖を命令するとともに、ベネズエラ駐在のコロンビア人外交官に72時間以内の退去を命じた。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100723/amr1007230912001-n1.htm
南米でもトップクラスの独裁者と言われる チャペス大統領 がコロンビア政府に対して
72時間以内に大使館員を帰国させるようにと言い出しました。
理由はコロンビア政府が、FARC(コロンビア革命軍)1500人をかくまっていると、
ビデオやら写真やらを持ち出して、ゲリラのアジトを確認させろといった事が原因。
実際ベネズエラがゲリラをかくまっているのか、単純に手が出せないのかは不明ですが、
チャペス大統領は自分で独裁者を名乗る自信家でもあり、毎週日曜日に5時間も
自分の番組をテレビで放送するちょっと面白い反米のおじさんですが、親米のコロンビア
には厳しいようです。
大統領生出演「こんにちは大統領」
http://www.youtube.com/watch?v=fRwi80_WQ-8&NR=1
反政府テレビ「こんにちは国民の皆さん」
http://www.youtube.com/watch?v=PVSpiq6CbF8&feature=related
コロンビアはアメリカ合衆国と連携して、ブッシュパパの時代に麻薬の密売組織を
撃滅しようとした経緯もあり北米と仲の良い国なのですが、911テロ以降麻薬撃滅
の為に動いていた米軍が、一斉にテロへの警戒と変わり、アメリカがコロンビアに
麻薬密売撲滅に掛けていたお金が途絶えると、途端に反政府勢力が力を付け出す
状態になって居ました。
特にFARC(コロンビア革命軍)とELN(国民解放軍)とパラミリタリー(極右非合法武装集団)
が力を付けたのですが、何処から資金を得て弾丸や食料を調達しているかと言えば、
やはり麻薬を売ったお金。
合衆国に持ち込むのが難しくなっても、コロンビアの麻薬を隣のエクアドルに持ち出して潜水艦で
メキシコに持ち込んで売りさばくと言う荒業を使ったりして、一番高値で売れるアメリカに
出来るだけ持ち込もうとしている状態のようです。
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201007040008.html
メキシコでは最近、麻薬密売の縄張り争いによる銃撃戦や爆弾テロが絶えないとか。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2741741/5984279
コロンビアでは一時期麻薬組織への対策を打ち出せなかったが、ウリベ大統領が
再選の選挙のために麻薬組織に強く対抗して成果を上げつつあるのだが、
ここに来て国境を越えられると手出しできない状態になってきたり、
いきなり選挙で無名の元軍人で犯罪歴のある人が選挙で勝ったりして政策が危うい
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2010072102000212.html
状態ではあるが、海外投資熱が上がってきてどうしてもここで治安維持を強化したい所。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010072200521
また、ベネズエラでは最近中国製の軍用機を購入したが墜落したりして大変そうです。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0722&f=national_0722_075.shtml
全然関係ないけど、2002年の中南米首脳会議で、
コロンビアのウリベ大統領とベネズエラのチャペス大統領が
コロンビアに米軍基地を置くかどうかで口論になり、
チャペス大統領がウリベ大統領に向かって「くたばりやがれ」と言ったそうです。
玉梓はコロンビアとベネズエラが仲良くなる事を願っています。
コロンビア政府は同日、米ワシントンで開かれた米州機構(OAS)会合で、左翼武装組織コロンビア革命軍(FARC)のゲリラら1500人がベネズエラ国内に潜伏していると主張。多数の航空写真やビデオ、地図、証言などを提示し、第三者による立ち入り調査を認めるよう、ベネズエラ側に迫った。
これに対し、反米強硬派のチャベス大統領は写真をでっち上げと主張するとともに、ベネズエラが主導する地域統合の試みを妨げようとする米国の陰謀だと述べた。
チャベス大統領はベネズエラの在コロンビア大使館の閉鎖を命令するとともに、ベネズエラ駐在のコロンビア人外交官に72時間以内の退去を命じた。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100723/amr1007230912001-n1.htm
南米でもトップクラスの独裁者と言われる チャペス大統領 がコロンビア政府に対して
72時間以内に大使館員を帰国させるようにと言い出しました。
理由はコロンビア政府が、FARC(コロンビア革命軍)1500人をかくまっていると、
ビデオやら写真やらを持ち出して、ゲリラのアジトを確認させろといった事が原因。
実際ベネズエラがゲリラをかくまっているのか、単純に手が出せないのかは不明ですが、
チャペス大統領は自分で独裁者を名乗る自信家でもあり、毎週日曜日に5時間も
自分の番組をテレビで放送するちょっと面白い反米のおじさんですが、親米のコロンビア
には厳しいようです。
大統領生出演「こんにちは大統領」
http://www.youtube.com/watch?v=fRwi80_WQ-8&NR=1
反政府テレビ「こんにちは国民の皆さん」
http://www.youtube.com/watch?v=PVSpiq6CbF8&feature=related
コロンビアはアメリカ合衆国と連携して、ブッシュパパの時代に麻薬の密売組織を
撃滅しようとした経緯もあり北米と仲の良い国なのですが、911テロ以降麻薬撃滅
の為に動いていた米軍が、一斉にテロへの警戒と変わり、アメリカがコロンビアに
麻薬密売撲滅に掛けていたお金が途絶えると、途端に反政府勢力が力を付け出す
状態になって居ました。
特にFARC(コロンビア革命軍)とELN(国民解放軍)とパラミリタリー(極右非合法武装集団)
が力を付けたのですが、何処から資金を得て弾丸や食料を調達しているかと言えば、
やはり麻薬を売ったお金。
合衆国に持ち込むのが難しくなっても、コロンビアの麻薬を隣のエクアドルに持ち出して潜水艦で
メキシコに持ち込んで売りさばくと言う荒業を使ったりして、一番高値で売れるアメリカに
出来るだけ持ち込もうとしている状態のようです。
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201007040008.html
メキシコでは最近、麻薬密売の縄張り争いによる銃撃戦や爆弾テロが絶えないとか。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2741741/5984279
コロンビアでは一時期麻薬組織への対策を打ち出せなかったが、ウリベ大統領が
再選の選挙のために麻薬組織に強く対抗して成果を上げつつあるのだが、
ここに来て国境を越えられると手出しできない状態になってきたり、
いきなり選挙で無名の元軍人で犯罪歴のある人が選挙で勝ったりして政策が危うい
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2010072102000212.html
状態ではあるが、海外投資熱が上がってきてどうしてもここで治安維持を強化したい所。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010072200521
また、ベネズエラでは最近中国製の軍用機を購入したが墜落したりして大変そうです。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0722&f=national_0722_075.shtml
全然関係ないけど、2002年の中南米首脳会議で、
コロンビアのウリベ大統領とベネズエラのチャペス大統領が
コロンビアに米軍基地を置くかどうかで口論になり、
チャペス大統領がウリベ大統領に向かって「くたばりやがれ」と言ったそうです。
玉梓はコロンビアとベネズエラが仲良くなる事を願っています。