もとは、庭にはびこるローズマリーを何か有効活用できないかなと思ったのがきっかけ。
ローズマリーにはビネガーと松葉を混ぜたような香りがあり、ちょっと癖があります。市販のフレンチドレッシングともこの香りはよく合います。
にんにくとの相性もいいですから、これもいっしょにドレッシングに漬け込んでも。
ローズマリーの芳香成分には、血圧上昇効果が弱いながらもありますので、高血圧の方はご注意を。

材料　鶏胸肉（お好みでモモ肉でも）２枚
　　　にんにく２かけ
　　　ローズマリーの若枝５センチ程度のもの（やわらかい部分）14,5本
　　　（お好みで加減してください。加熱すると香りは結構飛びます）
　　　塩少々、コショウ（出来れば荒挽きがおいしい）
　　　お醤油、あれば白ワイン
　　　オリーブオイル、なければ食用油で

ローズマリーは枝のまま洗っておく。にんにくは薄切り又は砕く。

フライパンを熱し、オリーブ油か油を入れティッシュなどでさっと拭く。
ローズマリーとにんにくを入れ、直ぐ鶏肉を皮を下にして入れる。
塩コショウを振り（このとき皮のほうは何も味付けしていません）、皮目に焼き色がつくまで中火で焼く。
皮が狐色になったら裏返して、皮目にも塩コショウをする。
中に火が通るまで弱火でじっくり焼く。フライパンにアルミホイルをかぶせておくとよい。このとき肉に塩味がつきます。
火が通ったら白ワイン1/4カップにしょうゆ大匙１くらいを混ぜ、回しかける。
白ワインがない場合は、しょうゆだけさっとかけます。
香りがたち、アルコールが飛んだら出来上がり。

ローズマリーの枝も食べられます。美味しくはないですが。
仕上げに花付きの枝なんかを飾ると、ちょっとしたおもてなしにもなります。
油と塩は控えめにすれば、ダイエットなどにもぴったり。

鶏を、魚では鯵やいわし、鯖に変えてもよく合います。
塩鯖や鯖文化干しを使う場合は味が付いているので、味付けはワインとコショウだけにします。

*豚、牛肉とはあまり香りの相性が良くないです。これらはあわせないほうが良いです。

あらかじめしょうゆ、白ワインを混ぜたものに肉、魚を３０分ほどつけておき、フライパンではなく魚焼きグリルなどで焼いても。これだと余計な油が落ち、皮目がぱりっとしますので、鶏モモ肉はこちらのほうがいいです。お好みでどうぞ。