この夏はわざわざ映画館まで見に行きたいと思うような映画って実はないです。

気になってるのは踊る３くらいで、これも行くかどうか迷ってます。

いつもこうやって迷ってるうちに、終わっちゃっていつのまにかＤＶＤが出てるんだよねｗ

【あらすじ】若い女性の刺殺死体が山中で発見される。凶器は刃物ではない先端だけ鋭利なもので、何かわからなかった。身元が確認できるような物は持っていなかったが、ほどなく若菜というキャバクラ嬢であることがわかる。また、靴についていた砂から若狭湾に立ち寄ったこと、指についていた花粉からキンギョソウを触ったことがわかる。若狭湾の海岸で、キンギョソウが入った花束が置いてあるのが見つかり、そのラッピングから店を特定。若菜は毎月初めに事故で死んだ母親の墓参りに行っており、死の直前にも墓参りをしていたことがわかるが、その日は月初めではなかった。また墓を管理する住職から、若菜の本名が岸本優子であることを聞かされる。

【感想】たった３年でも、母親と再婚した男性が優しく接してくれたから、父親がいなかった優子は彼を父親として慕っていたんですね。自分が母親を死なせてしまったという負い目があり、義父はそれを許してくれず、とても苦しんだことでしょう。１０年も連絡を取っていなかったのに、自分が作った作品を義父に見せにいったのは、そろそろ和解して許してほしいということだったのでしょうか？　それともただ単に子供が親に誉められたい一心で行ったのでしょうか。その真相はわかりませんが、殺されてしまったことよりも、死ぬまで義父に彼女の本心がわからなかったことが、涙を誘いました。まぁ、義父にしてみれば彼女はたった３年一緒に暮らしただけの子供ですから、ロリコンでもない限り、もう会いたくないという感じでしょうね。自分が愛した女性が死ぬきっかけになった娘ですから。でも、本当は優子が一番つらかったということを、理解してやるべきだったかもしれません。それが血の繋がった親子ならできたかもしれませんが、所詮元々他人だったってことなんでしょうね…。悲しいですね。子供の方は慕っていたのに。あと、まったく今回の話と関係ないのですが、毎年科捜研をやるということで、沢口さん髪を伸ばせませんよねｗ　科捜研のマリコといえば、やはりショートカットですからねぇ。ロングのマリコとか想像つかないな。

【あらすじ】真奈美は入院している父・徳治郎の見舞いに行き、１１年前に彼が捕まえ、終身刑を受け獄中死した雨の日の悪魔という連続殺人鬼の話を聞く。犯人はその時捕まえた土蔵で間違いないはずだが、被害者４人から犯人が奪ったと思われるボタン４個がいまだに見つかっていないらしい。真奈美は雨の日の悪魔について個人的に調べることにする。そんな矢先、雨の日の悪魔とまったく同じ手口で女性が殺された。しかも現場には遺留品が散らばり、それに鑑識が置く数字の札が置いてあったのだ。そして当時徳治郎とともに捜査をし、別の容疑者を想定していた福角が捜査に当たり、やはり土蔵は犯人ではなかったと息巻く。

【感想】なんか、似たような事件が続きますねぇ。こう、いとも簡単にまったく落ち度のない女性が殺されまくるのは、いかがなものか。せっかく父絡みのストーリーなので、中盤以降のクライマックス手前くらいに持ってきた方がよかったんじゃないかな。福角との確執を少し描いていたら、尚効果的。それにしても、１１年以上も前に亀に飲み込ませたボタンが、ボロボロになってたとはいえそのまま胃の中に残っていたとは驚きです。本当にそんなことがあったのかな？　開腹したって言ってたけど、亀は死んじゃったのかしらｗ　つうか、福角があんなに無造作に亀を触ろうとするのは、大変危険なんですよ。特にどの種類かは忘れましたが、以前小さな動物園みたいなところの亀がいるとこに、「すぱっといきます」って書いてありました。大きめの亀だと指くらい簡単に食いちぎっちゃうみたいですね。くわばらくわばら。気の小さい盗撮犯・綾辺が無事でよかったです。しかし、メイド服で女装した男が、女性を盗撮するって実際にあるんですかねぇ。なんだかちょっとちぐはぐな印象を受けました。それと、いくら恨みがあったからとはいえ、無関係の女性を３人も殺しちゃう福角って、刑事に向いてないような。まだまだこのドラマのスタンスがつかめないな。