真夏の怪談 その5 うどんげの花
- カテゴリ:日記
- 2010/08/01 16:20:57
うどんげの花
子供の頃、弟が小学校から借りてきた
本のタイトルがたしかこの名前でした。
理科系の本っぽかったのですが、いつものことながら
弟は読みもせずぽい、っと放ったらかし状態w
で、題名から、いったいなんの花なのかな〜っと興味を持って
その薄い本を開いて最初のさわりだけ読んでみました。
「うどんげの花」とはカビとか花ではなく、ウスバカゲロウの卵のことで、
この卵を家の中などに産みつけられたりすると、その家には災難が起きるとか、
火事になるといういいつたえがありますが、これは全くの迷信です・・・
へえ〜・・そんな言い伝えがあるんだ〜・・と思いながら
そのうどんげの卵なるイラストを見てびっくり*・*
その頃家の中の何カ所かでこれをみかけて、いったい何なのだろう?
と不思議に思っていた物体そのものだったからです^^;
黄色いマチ針を半分くらいの大きさにして
針の部分を糸状にして頼りなげにぷらぷらしている、
そんな感じの物体・・♩♩♩(ちょうどこの音符を逆さにした状態です)
大体3〜4、5個程度固まりであって、電球のフードとか
なにかのカバーの上とか、どうしてそんなところにあるの?
というようなところにくっついていたのですが、
みかけの頼りなさとは違ってティッシュで拭き取ろうとしても
ものすごく頑丈でびくともせず、不思議に思っていました。
けっこう家族でもなんなのだろうね?と話していたので、
その正体がその本で判明したのでした。
(弟は何も考えずに借りてきたらしいw)
でも、火事になるなんて話・・^^;
そんな言い伝えがあるんだってさ、と夕食の時に
みんなに話して、「え〜、じゃ〜うち、火事になっちゃうかも」なんて
笑い話をしていたのですが。。。
実はそれから数年後、我が家は実際原因不明の火災
(当時家の中には誰もいなかったので不審火ということになりました)
で本当に全焼したのです^^;
その時はそんなうどんげの卵のことなどすっかり忘れていたのですが、、、
というのも、不思議なことに、その火事以来、あのうどんげの花を目にしたことはなかったからです。
それから大分経って・・
学生時代、私はあるアパートに住んでいました。
ある晩、帰宅していつものようにドアノブに手をかけようとした瞬間
背筋が凍りました*・*;
なんと、ドアノブにあの「うどんげの花」がはりついているではありませんか!
( ̄◆ ̄;)
見た瞬間、子供の頃に読んだあの本と火事がオーバーラップしました。
とりあえず鳥肌状態でティッシュを取り出しこすりつけて拭き取ろうとしましたが
、まったく頑丈でびくともせず・・^^;
で、その辺にいって石ころを拾ってきてガリガリやったのですが、
やっとすこしこすり取れた程度でした。。
(強力接着剤でも金属にこんなに頑丈にはりつけないかも?^^;)
部屋に入ると、迷信どおり、実際火事になったという事実があるので
不安がこみ上げてきました・・
一応そこは集合住宅なので、火事なんてだしたら大変*・*
それにしても、いったいなぜ?
ウスバカゲロウなんて全くいなさそうな場所なのに・・・???
その頃、ちょっとしたストーカートラブルなんかもあったので、
ちょうど引っ越しを考えていた時期でもあり、
なんだかそのうどんげの卵の件もあったりで、
結局ほどなくそのアパートは引っ越しすることに・・・
でも、その後越した所では色々トラブル続きだったので、
(例の幽霊を見たマンションがそこでした)
結局災難は引っ越ししてもついてきてしまったのかも??^^;
今は全く問題なしですが、もう2度とアレを目にしたくはないものです。
そういえば、、子供の頃、1度だけ遊びにいったコの近所に
小さな公園があって、
そこに小さな神社がありました。
その床下にはあり地獄がいるというので、
興味にかられて覗いてみたのですが、
アレはウスバカゲロウの幼虫なのですよね・・
あり地獄ーうどんげの花ーウスバカゲロウ・・
以前は全く結びつきませんでした・・^^;
(子供の頃みかけたウスバカゲロウははかなげな
美しい虫に見えたので)
でも神社の下に住まっていたことからすると、、
ひょっとして、ウスバカゲロウは神様のお使いなのかしら?
災難や危険があるから気をつけなさい、
という神様のお知らせだったりして??
とはいえ、ウスバカゲロウ、今ではちょっとこわいです*・*
カマキリの卵で積雪量、百舌のハヤニエでなんだっけ・・・
動物の行動を科学すると、何か分かることがあります。
今回も、室温の高い場所(電磁波・環境ホルモンはわからん)は共通点かもしれないし、
幼虫が電線かじってイタヅラすることもあるかも。
蟻地獄は、私も神社や小学校でみました。
卵は、ソコにもあるだろうねぇ・・・何故燃えない?
迷信と思いますよ・・・ただし、危険は潜んでいるのかも。
小火ですか?
こわいですね。*・*
木造のキッチンは要注意ですね^^;
2軒目の家は火事にならないようにとコンクリートの家になったのですが、
頑丈すぎてリフォーム立て直しに費用がかかるのでそれはそれでやっかいな家だったりしました^^;
実家をリホームして、二世帯住宅のようにしたんですが、
元々台所では無かった場所に、もうひとつ、台所を作ったら、
耐火が万全ではなかったようで、作り直して数年で、壁の奥から、ボヤになってしまいました。
コンロの火力が強かったようです^^;
言い伝えって、迷信も多いですが、なんか、妙に当ってたりしますからね~
二度目は火事にならなくてよかったですね…よかったんですよね^^;
うどんげの卵、ご存知でしたか?^^;
私は後にも先にもあの本だけで、他で耳にしたことはありませんでした。
どこで聞いてもみなさんご存知なくて・・^^;
私がみたのはどれも卵の部分が薄いクリーム色だったような記憶です。
火事は今思うと、木造だったので、キッチンのコンロ脇、ステンレスが張ってあったのですが、
きっとその後ろの木材が高熱で炭化していたのではないのか?と推測しています。
それで時間をかけてゆっくり火災になるとTVでみたことがあるので、
実際には火の気のない隣の廊下の出火とされていますが、
キッチンの隣なのでその線じゃないかな〜っと。。
火事で燃えた同じ場所に家を建てたのですが、不思議なことに
それ以来、まったくうどんげは目にしなくなりました。
で、突然、しかもなんでドアノブなの?ということでした^^;
あの本の知識と火事がなければ、なにかな?で終わったでしょうねw
白いものは大丈夫で、
黒いタマゴは縁起が悪い、という迷信があります。
うどんげは、湿気の多いところにタマゴを産むらしいです。
火事は、漏電だったのかも・・
いずれにしても、もう見たくないですね。
ちょっとこわい体験でした(;ω;)
もう2度とおめにかかりたくありませ〜ん!w
引っ越したらOKかと思ったら、ダメでした^^;
でも人生山あり谷ありですから、いいことばっかり、というのもよくないのでしょうね^^
うどんげの花・・というのも初めて聞きますが、本当に2度目にドアノブにそれを見つけたときは、
背筋が凍ったことでしょうね。
卵ってけっこうしっかりくっついていて、何の卵であれ、なかなかとれませんしね。
神様のお知らせだったら、素直にその家を引越したのは正解!でしたね^^
ウスバカゲロウ・・も見たことありません。そんなにこわい昆虫、見なくて正解?!