秘密(でもない)裏の顔
- カテゴリ:その他
- 2010/08/04 21:54:09
地元は今、ねぶた祭りたけなわ~連日お囃子・太鼓の掛け声が我が家まで響いております
いつもは過疎化まっしぐらの地元も、この期間だけはホテル・旅館も満員御礼、日中から人が溢れ帰っております。
ねぶた運行の時間は夜7:00~9:00
<その前の夕方に、こどもねぶた…これはねぶた自体ももちっこくて迫力はありません。金魚ねぶたを持ってたり、ミニ版ハネト姿の子供達を堪能する(~と書くと何か怪しいな^^;)感じです
18歳以下は(酒絡み・夜間運行等の理由から)本ねぶたを「見にいく」事はできますが、ハネトとして参加はできません…高校生とか隠れて跳ねてるけどね。駄目なんですよ、本当は
さて、このねぶた、所謂「どデカイ灯篭人形」
<竹や針金(今はこれも色々な素材があるらしい)で形をつくって和紙を貼って着色。今気が付いたけど、まんま3D構造ですね
を櫓に据えて引き回す。という物ですが、実は人前に出されない顔があるって知ってますか?
今はそんなに事故等も少なくなりましたが、昔はねぶたの中に入れる灯りも電気ではなく「ろうそく」だったので、何かの際に燃えたり、雨で破けたり、電柱に引っかかって壊れる(専用のよけ棒があるんですが、立体なので、おもわぬ所が引っかかったりする)等、途中破損が結構ありました
端の部分等は昼の間に一次補強もできますが、ちょっとやそっとじゃすぐ直らない部分、それが作者入魂!の「顔(頭)」部分
~という訳で、こんなこともあろうかと~ by.真田(笑)
万が一に備えて、顔のスペアを作っておくんですが、大概は祭り期間が終わって、イベント・ディスプレイ用に本体と一緒、又は単品買い取り・譲渡まで、本番なしのまま眠っているんです
ちなみに炎上原因だった、ろうそくから「電球」を最初に使用しだしたのは「東北電力」ねぶただそうです…納得
(その後の蛍光灯>LEDといち早く時代の灯りに対応してるらしい 笑)
私も居酒屋に精巧なねぶたの頭を看板にして飾ってあったので、「ディスプレイ用にしては迫力ある。本物っぽいねー」と呟いてたら、「それは本物です。本物のスペアなんです」と教えて貰った話なんですよ
昔に比べれば格段に減ったでしょうが、祭りの期間は突発事故が多いので「こんなこともあろうかと(笑)」準備・対策もいつも以上に気合いが入ってるんでしょうね。
>十兵衛さん
おお!私はF1の話は初耳です。
成る程、フロントの部分をそっくりすげかえるんだ(「あれ?もう綺麗になってる?」とずっと不思議だった)
東北の夏は短いですが、祭りの間だけはテンション上がりますねー
>トラサロさん
大阪!一度旅行に行きましたが、それこそ随時盛り上がってる感が、奥州人には新鮮でした
大阪食べ物美味しいしねー。
確かにインターネットって凄いですね。端から端まで、普通に同じ場所にいる感覚ですものね^^
>nagataさん
ドライブいいですね。仙台行かれるんですねー(数年前まで、仙台に出ていたので)
夏の瑞巌寺は涼しいですよ!あそこだけ別天地のように
いつか青森越えて北海道まで走り抜けて下さいなー
<~といってる自分が今北海道に行きたい(笑)
>ミポリンさん
今年は猛暑で今日は一時33度を記録したそうですが、35度はないですね
日中は普通に暑いですが、海沿いで風が通るし、夜はガクッと涼しくなりますから、西方の方なら堪えられないことはないと思いますよーぜひ遊びに来て下さい
賞を取ったねぶたは結構デパートやイベント、居酒屋等で買取があるそうです
引き取り手のないやつは壊しちゃうそうですけどね
<昔は自然素材だけだったし、川に流した(自然解体)けれど、今は環境破壊になるので、禁止になった
一応博物館もどきがあって、一位を取ったねぶたは自動的にそこに歴代保管され、見学できるようになってます
>銀嶺さん
見物もよいですが、参加型祭りなので体力が許せば(疲れたら、途中休んでも抜けてもいいので)ちょこっと跳ねてみるのをお奨めします^^
ねぶたの灯~私は昔のぼやーっとした電気が好きでしたけど(さすがにろうそく時代ではなかった(笑)…本当に時代を感じます
>テレさん
カラスハネト問題>治安悪化は近年まで大問題でした
対策で、ねぶたの一斉スタート、一斉終了という作戦を出したり、迷惑行為等防止条例が出来たりで今は沈静化しているようです。
以前は問題を起こさない前提で、暗黙の了解されていたことが禁止・制限されて、祭りとしては盛り上がりに欠けるものになっちゃった部分も多く、仕方がないけれど残念です~
東北は夏が短い分、夏の祭りは大きな物が多いですねー。ぜひいつかハシゴ見学に来て下さい。
>永都さん
そうなんですよ、高校生は隠れて跳ねるので…花笠を被って跳ねてる人は、大概高校生と言われてます(顔を隠す為に被っているから^^;)
でも、実際ネブタのステップはものすごく体力がいるので、十代~二十代前半までくらいしか、5日間フル参加はできないと思います~大人は明日の筋肉痛に備えて、休み前一日跳ねるのがせいぜい(私は見物+ほたてとビールでせいぜい(笑)
確かに顔はすぐに書き直し…というのは難しそうです。納得。
「こんなこともあろうかと~」の真田さんに笑ってしまいました^^
モノづくりをする人の気合いという点では通じるものがあるかも。
モーターレーシングの最高峰のF1でも、
クラッシュするとフロントの部分をそっくりとりかえます。
きっと同じ感じなんでしょうね〜。
むかし青森出身の劇作家さんのお芝居に何度か、
手伝いでひっぱりだされたことがありましたが、
ねぶたのシーンもけっこうあって、
いつも打ち上げの時には、盛り上がっていましたよ。
いいなぁ〜、楽しそうです!
トリ・ダさんのお家は、ねぶた祭りの所なんですね。トラサロは大阪です
インターネットって凄いですね。改めて思いました。すぐ隣にいるみたいね
北のほうは 去年まで 福島までだった。
今年 仙台に行って 山形の立石寺までドライブ。
そこが 現在の北限。
青森も行ってみたいなあ。
こちらは(愛知県)、毎日35度を越す猛暑続きですが、青森は涼しいのですか?
涼しいようなら来年行きます。
東北三大祭りがセットになったツアーがたくさん出ていますから。
確かにすごい造形だものねー
歴代で博物館とかあったら、迫力ありそう〜
昔は殆どローソクを中に入れて灯してましたからそういう事故ありましたねぇ・・・(* ̄∧ ̄*;)ウーン
時代の流れがねぶたの中に隠れているんですね^^
リアルで見たことはないけれど、カラスハネトの名前は知ってる「ねぶた」。
いいなぁ。(カラス、じゃなくてね。)
一度、目の前で見てみたいです、
東北はお祭り真っ最中ですよね-。ー
みちのく縦断お祭りハシゴ見学がおいらの夢です。
高校生はお祭り行っちゃいけないけど、行って跳ねてた、って。
皆に跳ね方教えてくれましたっけ。
トリ・ダさんのブログ見てて思い出しました。
今頃元気にしてるかなぁ、あの子は。