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ロシアの爆撃機を航空自衛隊が追尾

 【モスクワ時事】インタファクス通信によると、ロシア国防省は6日、同国の戦略爆撃機「ツポレフ95」2機が太平洋と日本海空域でパトロール飛行中、航空自衛隊の戦闘機に追尾されたことを明らかにした。
 同省は、ロシア機の飛行ルートは中立海域上空を通っていたと主張しているが、具体的な場所や日時には触れていない。 (2010/08/06-17:59)


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010080600726



ソビエト崩壊以降、日本の領空侵犯が最も多い国がロシアです。

理由は日本海側にあったレーダー基地の維持が出来なくなった事によって航空機での

偵察が増えてきた事がおもな原因でした。

その後もウラジオストクを中心とする軍事設備の老朽化が深刻化し、2000の8月12日に

はバレンツ海で原子力潜水艦「クルスク」が沈没したのを切欠にウラジオストクの近く、

ボリショイ・カーメニ市で日本からも原子力潜水艦の解体に力を貸す様になり、これによって

一端は北方領土返還の話も出るようになりました。


ところがここ数年、ロシアの経済は原油高を背景に好調になりつつあり、プーチン首相は

強いロシアの復活を掲げて再度ウラジオストクに原子力潜水艦と空母の配置を今年に

入って言い出していて、北方領土(ウラジオストクから太平洋に抜ける航路)の返還の

情勢が一変したようです。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100730-OYT1T00882.htm?from=main4


2009年に自衛隊が国籍不明機をレーダーで発見してスクランブルが掛った回数は299回。

そのうち北空の緊急発進は111回とダントツトップで、次に南空の101回となっています。

ちなみに中空が55回、西空32回になっていると言うらしいです。

なんだ、南空(沖縄)でもスクランブルが多いじゃないか、どうせ中国だろと思うかも

しれませんが、299回のスクランブルのうち197回はロシア空軍機で、中国の領空侵犯

は38回、北朝鮮が8回と言う状態らしいです。

つまりロシア空軍は朝鮮半島を越えて跳んできて、潜水艦の航路を航空機で確認したり

していると言う状態なのです。


そして今回の「Tu-95」2機の進入です。

ツポレフ95はプロペラ機ですが、速度はジェット機のB-52よりも早いです。

そして爆撃機と書かれていますが、対潜哨戒型の「Tu-95RTs」もあります。


6月に北方領土では大規模な上陸作戦の演習も行われている状態で、昨日から黄海で

韓国軍が対潜水艦訓練を始め、アメリカ軍も黄海に空母を派遣して演習をすると発言して

いる事を考えると、小型の偵察機では得られないような、潜水艦の動きを調べる為に、

日本の領海を偵察して居たのではないかと考えてしまいます。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100706/plc1007062236015-n1.htm

http://mainichi.jp/select/world/news/20100805dde007030032000c.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000003-maip-cn




玉梓は日本が戦争に巻き込まれない事を祈っています。


 

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