いつも山を走るときは決まったコースを走ってます。今日もそのコースのつもりだったんだけど、走ってる途中にふと「たまには違う山も面白いかも？」と思って、前にBBQやった時に間違ってチャリで登った山（数日前のブログ参照）にコース変更！
この山のが道幅広いし、傾斜もきついのできっと楽しくなるはず！と順調に駆け上がっていくこと１０数分、道沿いの左に見覚えのある駐車スペースに到着したその時！！左の森の部分から「ガサガサガサ～」と走る音が！
実はウォークマンをしながらジョギングしてましたが、イヤフォン越しでもかなり分かるくらい大きい音でかなりびびりました！これは、今までジョギング中に聞いた動物音で最長やな～と若干びびりながら警戒モードに入って、ウォークマンも外して残りの道を駆け上がりました。
頂上まで登って、どっか自販機なかったっけ？って見渡してみるが何もない。奥まってる所なんで夜景も見えないし、これはそっこー下山だなって思って歩き始めた時、事件は起こりました！
車進入防止のチェーンを越えて、車道に出ようとした瞬間、対面から「ガルルルゥ」と威嚇する声が！！反射的に戻って、そっこー距離をとりました！山を走って長いですが、野生動物から威嚇されたのは初めての経験。ちょっと心臓もばくばくしてます。
「ここは我慢だべ」と女帝薫子の主人公のように呟いて待つことに。
きっと待ってれば、下から走り屋がやってきて、動物もびびってどっか行くはず、または飽きてどっかに行くんじゃね？と思いつつ15分待ちましたが・・一向に去る気配がない！！
それどころか、周辺を駆け回っては戻ってきて、何かを舐めてるような（水のんでる？）、食べてるような音がします。そして、20mは距離を空けたというのに漂ってくる大物感・・。
このままではダメだ、静かに動いたら大丈夫かも？と思って、そーっとチェーンを越えようと試みた。すると・・何か右の方からも走ってる音がするし～、正面からは「ガルルルッ」ってな感じで再び威嚇されました。これって「プレデターズ！？」と一瞬いけてる思いつきをしつつ、また後退。
「冷静に考えるんだ！例え野生動物でも俺が負けるとするなら、熊か野犬だ。それ以外ならなんとかなるんじゃね？」と思い、今度はこっちから威嚇することに。
最初はアスファルトを強く踏んで「ダンっ！」という感じで音を鳴らしながら近付いていく。何か走り回らなくなったし効果あるかも！？次は車止めのチェーンを蹴って音を鳴らそうとするが全然ならねぇ～、これは失敗だ。そして次は拍手で音を出すことに。カラオケに行ってもうるさいと定評のある俺の拍手だったら、相当びびってどっか行くだろう、と思ってパンパンやってみたが・・全く逃げる気配なし！
まあ、でも威嚇してこないし「ここはチャンス！」とチェーンを越えて、走りたい気持ちを抑えながら歩いて立ち去りました。セ～フ！！
精神的に疲れて復路は殆ど歩いてましたよ。ところで動物が何だったのか気になるなあ。猪だったんかな？