☆わし座
- カテゴリ:その他
- 2010/08/07 07:38:32
わし座のアルタイルは、こと座のべガ、白鳥座のデネブとともに「夏の大三角形」を作るので、探し方の説明はほとんど必要ないでしょう。
また、アルタイルは七夕の牽牛星(彦星)としておなじみの星で、天の川を挟んで織姫星であること座のベガと並んで輝くのも有名です。昔のアラビアでは、このアルタイルを「上るワシ」、ベガを「落ちるワシ」とし、一対のものとしていました。
ギリシャ神話ではゼウスが変身した姿とされています。オリンポスでゼウスの世話をしていたヘーベが結婚をすることになり、ヘーベの跡継ぎが必要になったゼウスは、トロイヤ家の王子で、永遠の美少年といわれたカニメーデに目を付けます。そして、ワシに変身して、カニメーデを誘拐してしまいました。その時のワシが星座になったとされています。ちなみにカニメーデは水瓶座の少年でもあります。
他には、ゼウスを守る雷電の武器を持つ大きな黒ワシであるという話もあります。ゼウスがグレーテ島で、精女たちに育てられた時このワシは、神酒ネクタルを連れてきたと言います。また、ゼウスがオリンポスから、父クロノスを追い出した時、巨神族はゼウスに反抗して、十年も戦いが続きましたが、最後には底無しの穴へ投げ込まれ、海の神ポセイドンの青銅の扉で、その穴をふさがれます。この戦いで矢を運んだのが、この黒ワシだったとされています。
参考になりました。
私の住む町は明るくて星が思うように見えないのが残念です。