先日、長野の方へ出張に行って来ました。（今回は電車で出張）
行き先は浅間山の麓の某所。
最終日は、計画通り早めに終わらせる様にしたため　計画より早めに終わって時間が
余ってしまったので、ついでに近くにあったウイスキー蒸留所を見学して来ました～。

見学場所は、キリン軽井沢蒸留所
長野県の御代田町という場所にあります。（軽井沢駅から３つ離れた駅）
着いて丁度、見学ツアー開始時間だったです。

最初は、蒸留設備前に行き、使われている原料などのから説明。
その原料は、モルト（麦芽）で、１００％イギリスから輸入しているそうです。
蒸留所の設備は、
発酵槽：２個。（木製）
ポットスチル：計４基（初留釜２，再留釜２）
　　
発酵槽は、木製の発酵槽でした。あとで調べたらオレゴン松製とのこと
ポットスチルは、単式蒸留器で、結構小さい。
石炭を投入する窓が正面にあり、レンガ造りで古めかしい感じがする。
できるならば実際に蒸留している所を見せて貰いたかった。
　

最初にこの蒸留設備を見学して、その次に、ウイスキー貯蔵庫へ移動。
その貯蔵庫は、こんな感じ。（リンク先に写真あります）
http://chiba.cool.ne.jp/barrelroll/whisky/IMAGE1.jpg

残念ながら、蔵の中の写真は禁止されていたので撮れず。
そうそう、この写真の様にウイスキーやワイン貯蔵庫の周りにツタが這っている写真とか良く
眼にしませんか？
これ、雰囲気出すために在るのじゃなく、ちゃんとした意味があって、
倉庫の内部温度が上昇しないようにする為に、這わせるのだそうです。

さて、貯蔵庫に入ると、木の匂いに混じりウイスキーの香りが･･･
ちなみに樽は、シェリーバットを使用している。
中で、ちょっとした説明を受けて、見学は終了～。

その次は、お店に戻って今回本命の試飲会。
試飲はスタンダードの１７年軽井沢シングルモルト。
蜂蜜の様な甘さがあり。白樺の様な樽香もする。
悪くは無いと思うが、特別良くも無いかな？（普通？）

そして次は、ヴィンテージウイスキーの軽井沢シングルカスクモルト２０年！
これは有料で、ショットで￥１０００。
一口めの感想、「辛くて甘い」。スタンダードと同じく甘さがある上にピリリとした
舌触り。（それもそのはず、聞いたら度数が５７度も在ったのね！？）
味わいに雑味が無く、スッキリして好みかも。
シェリー香も良く、加水すると柑橘系の香りが際立ちます。
飲み終わった後は、このとき使ったショットグラスをお持ち帰りできるそうで、ラッキー♪

最後に、隣のカウンターでは、ワインの試飲。
勝沼ワイン（白）と、メルロー（赤）の飲み比べ。
飲んでから思ったが、これはちょっと失敗。強烈なウイスキーの後に飲んだから、味が良く解らん。最初にこっちを試飲するんだったな～。
とは言え、しっかり、おかわりするのであった。（だって、「もう一杯いかが？」と薦めてくるから･･･）

そして、ほろ酔いしつつ、今回はこれにて帰路。