「戦争を考える」を視た
- カテゴリ:勉強
- 2010/08/15 23:57:49
テレビで、「池上彰の戦争を考える−戦争はなぜ始まり どう終わるのか−」を視た。
以前からの希望として、戦争について基本を整理するテレビ番組が放送されたら良いと思っていた。
この番組は、まさにそれだった。
近年のテレビ番組で戦争を扱うと、部分的な出来事について扱うことが多くて、ともすると、被害者としての戦争を語るばかりで、そもそも戦争とは何かという基本を忘れがちだった。
もちろん、ひとつひとつの細かい出来事を拾い上げるのも重要で、そうした番組も必要なのだが、部分的な話しばかりだと、誤解や短絡的な発想が生まれやすい。
そうした意味では、数ある番組の中で、基本に立ち返る番組は無くてはならないものだろう。
それが、最近では少なかった。
たぶん、テレビ局の誰かか、あるいは池上彰さん自身が企画したのか、「そもそも戦争とはどんなものか」整理してみる番組だった。
番組は、客観的に事実だと判断できる基本的な情報を集めていて、人によっては細部が不足して物足りないかもしれないが、基本に立ち返るには良い構成だったと思う。
細部を語ると、基本を見失うので、あえて全体を大づかみにしようという判断だったのだろう。
学校では説明してくれない歴史でもあるので、なるべく若い人に見て欲しい番組だったのだが、どのくらいの人が見たかな。
う〜む、放送が終わってしまった後にブログを書くと、意味が無いような気もする。
このあたり、NHKのように必ず一回は再放送があるという編成は、理にかなっていると思うのだが、民放ではむずかしいところか。
自分なりに番組をそしゃくして、戦争についての考えをブログに書けば良いのだろうが、なかなか書けないのでしょうがない。
とにかく、ちゃんとした番組があったというのは、良いことだ。