パパのしあわせ 11
- カテゴリ:自作小説
- 2010/08/21 02:12:22
-------------------これはフィクションです-----------------
BGM 浜崎あゆみ 「卒業写真」
悲しいことがあると開く 革の表紙
卒業写真のあの人は やさしい目をしてる・・・
人ごみに流されて 変わっていくわたしを
あなたは ときどき 遠くで しかって・・・
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パパは 腐りかけのごはんを食べさせられることに 耐え切れなくて 6000円の給料の中から 2000円を使って 近所にあった 神経科クリニックに行って 「自律神経失調症」という診断書を書いてもらったの。これを使って広島に帰ることができた。でも たった半年で デパートのテナントの仕事してるなんて信じてもらえなくて その上 神経科の診断書など 隠すべきこと なかったことにする 人には言えないこと そういった受け止め方をされて 追い返されてしまった。
そんな会話をしているうちに 彼女の住む街の駅についた
帰りはどうするか決めてなかったので
「お部屋で 夕食・・・・・・」
ちょっと 甘えてみようとしたけど
「だめよ おかたづけしてないから」
断られちゃった。
お茶だけでも というか 部屋の場所だけでも
教えておいてほしかった。
パパはね 彼女に メルアド 電話番号だけでなく 本名フルネーム 住所 等 すべて 教えていたの。だけど パパの書き残したもの 全部調べても 彼女のデータは出てこないの。住所録にも 下の名前と 携帯番号だけなのね。これはどういうことなんだろう。ちょっと ひっかかる。はじめて会うときは 教えないことはあるけど 何度も会って パパのほうは全部教えてるのにね。
結局最後まで あちら側に立っていらしたのね。
私の言ったこと ぜんぜん信じてもらえなかった。
いくら 何年も前から Cさんとも Kさんとも 親しく 友人だったとしても 真実は見える人だと思ったのに。
<神経>ってついたら もう、あかん、みたいなね^^
ちなみに<神経系統の病気>
今の私の病気だけど、そういうと
「精神をきたえれば?気の持ちようでは?」と
全然見当はずれの誤解をする人もいますね^^
ニューロン=神経なんだけど^^;
それでは パーキンソン病も気の持ちよう、
神経切断されて歩けない人も気のせいって事になってしまう(笑)
自律神経失調症というのは とりたてて 病名のつけようがないときにも 用いられる 便利な用語
というのが 現在にあてはまるけど 昔は隠蔽の対象だったのね。
お給料の三分の一を費やして
クリニックに行った
今よりもそういうところへの敷居は高かったと思うけど
どうにかしなければ、と行動をおこしたのね
そんなになって やせ細って帰ってきた息子を
追い返す、なんて
ずいぶんな話だと思うけど
私が20代初めに 病院に行かせて欲しいと父親に頼んだら
さんざんな目にあってね^^
母親は話にならなかったから、せめて、父親ぐらいは、と思ったけど
だめでしたね
結局8年もかかって 自力で治すしかなかったから
まったく ない話ではないよなーって思います。
私のは、実話。^^
ありがとう
また みんなで会えるといいね。
全部フィクションですからね
教えていたらと思うと恐ろしい・・・サスペンス小説になっていたかもねw
あー「フィクション」なのはわかっていますけどねww