【あらすじ】逮捕を目前にした振り込め詐欺の容疑者が、射殺死体となって発見された。死体の上には「悪人に制裁を」と書いた血まみれの紙が置かれていた。久遠は自分たちの模倣犯かと疑うが、伊達はもし模倣犯なら神隠しの存在は一般に報道されていないので、警察関係者なのではと推測する。そんな中、根津という男性会社員が撲殺死体となって発見され、伊達は所轄の刑事・日向とコンビを組んで捜査することになる。日向は頭脳明晰な男で、被害者の身重の妻・美代子を訪ねた時、ＦＡＸのプラグが抜かれていたことから、受け取りたくないＦＡＸが来たのではと美代子に詰め寄る。美代子は、夫の弟が金を貸してくれなくなったことから夫を逆恨みし、嫌がらせをしていたことを明かす。

【感想】超展開！ 今回は日向の忍成も美代子の尾野もキャスティングがピッタリで、どちらとも演技が上手でつい見入ってしまいました。特に夫の回想シーンは泣けましたね。でもそんなことより、井筒の自分が夏樹を殺したという自白は一体どういう意味があるのか、そして銃口を向けられた伊達さんはどうなってしまうのか！が気になって仕方ない。あんなところで次回に続くとかﾋﾄﾞｽ! 今回もうまいことやって、日向を遠島にしてくれるかと思ったのに、まさか負けてしまうとは…。あと、日向の兄って誰だかわかんなかったです。マスクを取ったのはいいけど、頭の上に？がいくつも浮遊してしまいましたｗ で、調べたら日向と同僚の刑事だったんですね。本当の兄弟だとしたら、同じ警察署にいるのって珍しいですよね。伊達さんも自分のやっていることが本当に正しいことなのかどうか、悩みながら続けていたんですね。その迷いが犯人を麻酔銃で撃つ時の悲しい顔になってたのかな。一方日向の方は、自分たちが正しいと思い込んでいる、いわゆる本当の意味での確信犯。こちらは迷いがありません。そこをつけこまれてしまったんですね。このドラマ、本当にキャラが立ってて、ストーリー展開も見事で、エンターテインメントとしては質が高いと思うのですが、犯人に極刑を求める遺族や世論、犯人の人権を擁護し死刑廃止を訴える人たちとの間で揺れる伊達を通して、罪と罰のバランスをどう取るべきなのか、視聴者に強力に問いかけているような気がします。ただの仕事人ドラマだと思ったら、なかなか侮れないな。マジで今期一番面白いかも。余談ですが、某所の書き込みでコレが一番笑えた。「あああああああ伊達さあああああん！NSKD早く！ってあああああ！役立たずっ！」NSKDと言えば、今回は伊達さんと一緒にラーメン食べてましたね。初めてかな？

【あらすじ】人魚のジョ言は、自分のウロコを人間に貼り付けると、貼り付けた人間が聞いた会話が自分の陰口に聞こえてしまうという能力を持つ幽魔獣。ジョ言が現れた学校にゴセイジャーたちは駆けつけるが、ジョ言はアグリの首筋にウロコを張り付け、さっさと逃げてしまう。そうとは知らないアグリは、仲間が皆自分の陰口を言っていると勘違いし、自分に悪いところがあったら直すからと言うが、訳が分からない仲間に相手にされず、落ち込んでしまう。一方、勝手にアバレヘッダーを入手しようとし失敗した罪に問われ、長らく牢に入れられていた武レドランは、筋グゴンにジョ言のウロコを貼り付ける。

【感想】ウロコまったく関係ないゴセイナイトにワロタｗ　確かに彼はいつも辛辣なことしか言わないので、ウロコがあってもなくてもあまり変わらんですな。だからこそゴセイナイトがアグリを立ち直らせることができたんですね。前回といい、ゴセイナイトキャラ立ちすぎるｗ で、今回はアグリメインだったからランディックゴセイグレートが出たと。前回シーイックだったので、次回はスカイックでも出るのでしょうか。でも次回は天知親子メインみたいなんだけどなぁ。今回のジョ言は人魚がモチーフ？　いや、どう見ても魚人なのに、胸に貝殻のブラみたいなのしてて笑えましたｗ　エビのシッポみたいなのぶらさげてるし…。名前からして人魚と言われていたジュゴンがモチーフなんでしょうね。確かマナティもそうですよね。あれを人魚と勘違いした人のイメージする人魚って、アンデルセンの童話とかに出てくる人魚とは絶対違うと思うんだが。次回の幽魔獣のモチーフは小池栄子土偶のようですね。最近あちこちでなんかしら土偶がブームだよなぁ。まぁ確かにあのデザインは今見てもとっても前衛的だけどさ。